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2019シーズン1日目丸沼高原スキー場

2018年12月14日 18時52分20秒 | スキー


12月8日。2019シーズン1日目のスキーにでかけた。今年は雪不足と暖冬でオープンしているスキー場が少なく、アサマ2000か丸沼高原スキー場、かぐらスキー場くらいしか滑れない状況だ。その中で去年もシーズン開始直後から3回利用した丸沼にゆくことにした。



金曜日の夜、仕事から帰って出発した。国道17号線を北上してゆく。このルートをとるのは9月に北海道・車旅にいったとき以来である。群馬県吉岡町にある道の駅よしおかで温泉にはいった。400円と格安の湯である。安いのにサウナも露天風呂もあるが、露天には風除けのガラスの壁がある。上州名物の強風が当日も吹き荒れていたから、防風壁は絶対必要だと思った。

沼田の道の駅白沢で車中泊をした。スーパーで仕入れたカキ鍋で晩酌である。鍋以外にも揚物や巻寿司、パンなどを買っておいた。



土曜日の朝。6時半に起床した。冷え込んでいる。気温は-2℃。今シーズンはじめて体感する真冬の寒さだ。カップめんの朝食をとって7時に出発した。



まったく雪のない山道をのぼり丸沼高原スキー場に到着した。車はセンターステーションと第二駐車場の間に誘導された。8時前だった。



リフトは8寺15分からだ。ちょうどよい時間だとおもったら、買ったばかりで箱に入れておいたブーツが冷えていて、かたくてはけない(ブーツはラングをえらんだ)。ブーツを車のヒーターで温めてなんども格闘してはいたが、これで息があがり、喉がカラカラになってしまった。このブーツが後で問題となるのである。



リフト代は今の時期は正規料金ではなく、プレ・オープンの割引価格で駐車場代もかからない。リフト1日券は1200円分の飲食券がついて大人・シニアともに4500円である。他は4時間券4000円があったが、くらべれば食事付きのセット券になるだろう。



センター・ステーションの前のイエロー・コースに雪はない。ここはリフトかバスで上のバイオレット・コースに移動だ。さらに高速の第五リフトにのりついでバイオレット・コースのスタート地点まで上がった。久しぶりのスキーの感覚を確かめながらゲレンデをすべる。人工雪だからアイスバーンかと思ったが、雪質は予想外に軽くよいコンディションだった。



バイオレット・コースをみあげる。コースはこの1本だけである。まず1回すべり、2回、3回と繰り返していると混んできた。そこでもう1本ある低速の第2リフトにのるも、ここも混雑してしまった。上の画像でならんでいるのが第二リフトの列である。



高速の第5リフトにならぶ人たち。



少し待てば空くだろうかと考えたが、ゲレンデにどんどん人が増えてくる。滑れるスキー場がすくないから、スキーヤー・スノーボーダーが押し寄せているのだ。観念してリフト待ちの列にならぶも、リフト待ちの時間も15分、20分とふえてゆく。スノーボーダーはのんびりしていて、行列しているのにおしゃべりに夢中になっているグループが多く、前を見ていない。前方を見ていないからすすみが悪いし、どんどん割り込まれるしで、ずいぶんと苛々させられた。スキーヤーとスノーボーダーは人種がちがうと思っていたが、今日ほどそれを痛感した日はない。そしてずっと立ってならんでいると足の古傷、向こう脛がつってしまって難儀をした。足はリフト待ちの間に午後も何度かつった。これで昼食まで行列するのはご免なので、10時40分にレストランのとんふぁんにゆくことにした。



昨年の経験で11時をすぎると食堂が混みだすのがわかっていた。ランチはしょう油ラーメンと半チャーハンのセット1500円と生ビール600円にする。飲食券は1200円分なので900円の追加料金をしはらった。食事をはじめるとレストランは混雑してきて行列ができだした。席もみるみるうちに埋まり、座るのがむずかしくなった。このころから左足のつま先がしびれてきた。ただ痛くはないのでこのまま滑ることにした。



11時半からまた滑るもリフト待ちは相変わらずだ。初スキーはこんなもので、滑れただけよかったと思うことにするが、もたもたしているスノーボーダーがおおいし、リフト待ちの時間が長いから、業を煮やしたスキーヤーがつばぜり合いをはしじめてしまい、スキー・ブーム以来のつばぜり合いに参加することになった。そんなことをして20分もならび、もうすぐリフトにのれそうだと思ったら、第5リフトが止まってしまった。電気トラブルだそうだ。復旧は見込めないと言う。メンテナンスがなってないね。みなさん第2リフトに移動したからさらに大混雑で、リフトに乗っていた人たちは、救助されることになった。



リフトからの救助はどうやるのかと思ったら、ロープをつかった原始的な方法だった。



ロープの先に輪がついていて、それを頭からかぶり、脇の下にいれる。ロープをスキー・パトロール3人で確保して、ゆっくりと下降させるのだ。



かなりの時間がかかってすべての人が下ろされたが、激しく怒って文句を言ったした人もいたのではなかろうか。



第2リフトからの風景。雪がない。相変わらず左足のつま先はしびれているが痛みはない。足の指は動くから気にせず滑った。15時10分に第5リフトは復旧した。リフトは16時までなのだがこのあと空いてきて何本か滑走することができた。当日スキーを2本もったレーサーやマニアのようなスキーヤーがたくさんいた。若い人もいたが年配の方も多くて、60代、70代のレーサーがとてもお元気なのに勇気をもらった。私もまだまだ滑れそうだ。

スキー・アプリのスノー・ウェイによるとリフト乗車20回。滑走距離26キロ。最高速57、7キロ。消費カロリー1508キロカロリー。最高標高1649メートル。最低標高1386メートル。


足のしびれはスキー・ブーツを脱いでもなおらず、さらに一週間たっても完全にはおさまらない事態となった。足がしびれたままスキーをしてはいけないのだ。教訓となった。



帰りにもつ煮で大人気の永井食堂でもつ煮を買った。1070円。美味しくてボリュームたっぷりだ。永井食堂はとんでもなく並んでいるから食事は諦めている。そのもつ煮が買えるのはとてもいい。

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