廻り縁 ・・・ 壁と天井が接する部分に取り付ける、細長い棒状の部材のこと。
ウチの天井はすべて、この廻り縁のない仕上げにしています。
漆喰とパイン羽目板の天井見切り部分。
なくした理由は、見た目にすっきりした印象になるから、特に必要なさそうだから
材料費・工賃が浮くから・・・?など。
廻り縁は、あった方が壁を仕上げる左官さんにとっては、やり易いようです。
梁と杉板の見切りに廻り縁を、という話がありましたがナシにしてもらいました。
床との見切りの幅木は、40mmに。既製品のサイズは50~60mmくらいが
多いのでしょうか?
出幅木、面幅木、入幅木など幅木にもいろいろあるようですが、なんにせよ
掃除機が当たっても問題ない幅木・・・というのが実用面では一番大事なのです。
ちょっと低目の40mm。低いほどスッキリ、無ければもっといい?
まったく無いのは大問題です。ダメだし間違いなしですね。
米栂集成材を現場加工した幅木です。
洗面、トイレは腰下がタイルなので木の幅木もおかしいだろう、と
幅木は無しで、床にいきなりタイルをもってきてます。
タイルは硬いので、掃除機が当たっても問題なしです。
見切りの廻り縁も無く、幅木も少なめにするとゴテゴテせずに全体的に
すっきりした雰囲気になります。
経年変化でどんな支障がでるか?でないか?は今後のお楽しみです。