いごっそうの棲家

以前のblog『オトツマ日記』を改名。オットだけのボチボチ更新雑記。

照明 その1

2007-09-04 22:16:16 | 住・・・いろいろ

 

階段のマリンランプ。

 

 

マリンランプは、住宅雑誌でよく見てて いいなぁ と思ってましたが、以前仕事で伺った

若いご夫婦のお家の洗面に付いてるのを見て、早々と採用を決定してました。

松本船舶製1号デッキライトシルバーを中に一つ、外に三つ付けてます。

 

 

 

寝室のシーリングライト。

 

 

松下製 NL56211

シンプルな丸い裸電球のみの器具を各社探した結果、これに。

漆喰のテクスチャーがよくわかってなかなかキレイです。ムーディです (笑)

 

 

 

1階ホールのニッチ照明。

 

 

小さめのニッチを二つ。

ニッチってどうなんだろ・・・と思ったりしたこともありましたが、飾るスペースを!という

リクエストに何とか応えようと、あれこれ考えてた時に某建築家さんのHPで

小さめで枠のないシンプルなニッチを発見!これならさりげなくてスッキリするかも!

と思い、すべて漆喰で塗り込んだ洞窟のようなニッチを造ってもらってLED照明を内臓。

 

 

オーデリック製 OD 250 002

LED照明は消費電力も極端に少なく、熱を発しないから狭小部分には

ちょうど良かったのですが、6,000円くらいの照明器具のほかに、LED用直流電源装置と

いうのが必要なことが後で発覚して、結局定価ですが12,000円×2くらいかかりました。高!!

 

ディスプレイするとちょっとしたショップのような雰囲気になるので、嬉しがって

今のところは時計を置いてます。完全に自己満です(笑)

 

 

 

 

にほんブログ村 住まいブログへ


ぼんくら  宮部みゆき

2007-09-04 16:43:40 | 小説
かれこれ七年前に読んだ作品の読み返しをしてみた。
宮部の長編時代小説の代表的な作品だ
すっかり忘れていて、めちゃくちゃ新鮮な気持ちで読めました。
かなり分厚かったですがさすが宮部作品、一気にラストまでいけました

奉行所きっての怠け者の臨時廻り同心井筒平四郎が見回り場所としている
鉄瓶長屋で起こる不可思議な出来事と謎。
長屋の住人がひとり、またひとりといなくなっていく・・・
その裏には長屋の持ち主湊屋総右衛門が影で糸を引いていた。
なぜ店子(住人)を追い出すのか、そこには何が隠されているのか。
平四郎は、若き差配人の佐吉と甥っ子の超美形少年弓之助、長屋の古株お徳
たちとともに謎解きをするハメになっていく。

裏の裏がありすぎて、かなりややこしかった。
よくぞこんなにももつれてからんだ糸を最後はちゃんと辻褄が合う形に
解きほどいているものだと感心した。
たまに「え~とこの人はこうだからいいんだよね」
などと頭を整理しながらページをめくる。
でもちっとも飽きさせないし、読むのを止めたくならないのは宮部みゆきの
力量だろうなと思った。
宮部の「理由」を読んだときもよくぞこんな結末を・・・と唸ったものだ。
まぁこちらの結末はある程度途中から予想が出来たは出来たけれど。

結末としてひとつだけ・・おくめが死んだことだけは後味が良くない。
宮部得意の人生模様なのだけれど、切なすぎる・・
お徳と二人仲良く煮売り屋をしながら、毎日口喧嘩をしながら
年を取っていくと言う結末だってあった筈。
それを選ばないのが宮部だけれど・・

そうじゃないのが人の一生なのだけれど。