くじらドームとは、つい最近リニューアルした高知駅のこと。
新しい高知の陸の玄関として今年完成しました。
普段の生活では全くと言っていいほど駅には縁がないけど
なんとなく興味が湧いて行ってみた。
外観は前の駅舎と比べると、思いっきり雰囲気が違ってとても近未来的な
形に見えた。構内の改札の辺りは白で統一された感じで、どちらかというと
無機質な仕上げ。シャレた喫茶もあって今までにないスッキリとした空間で
なかなか気持ちいい。
1Fにあるお土産コーナーも広くて高知ならではの、美味しそうなモノとか
面白いモノがたくさんあった。
高知の英雄!龍馬キューピー!!
カツオたたきキューピー・・・
土佐犬キューピー・・・
文旦キューピー・・・
コレ、だれが買うの???って感じのキューピーが
他にもたくさんありました・・・
エスカレーターで2Fに上がると雰囲気が一変します。
高知産の杉で出来た大屋根の天井部分が見えてきます。
この駅は以前にも記事にした牧野富太郎記念館を設計した
建築家、内藤廣さんの作品。
木造でここまで大きな駅舎は世界ではじめて!?らしく、
ダイナミックなスケールの「くじらドーム」です。
杉の木とダークグレーの鉄が入り組んでます。
杉の梁と無垢の羽目板の天井を見てると何となく、ウチの仕様に
ちょっと似てました。
ウチの場合↓は、梁が米松ですが。
やっぱ自分は田舎育ちだから、こういう木の雰囲気が落ち着くんだろうなぁと、
しみじみ感じながら、くじらドームに見入ってしまいました。
下から雨が降る、といわれる台風銀座のこの地方で
数十年たってこのドームの杉天井がどんな風に味を出していくのかが
今から楽しみです。