いごっそうの棲家

以前のblog『オトツマ日記』を改名。オットだけのボチボチ更新雑記。

ワラジムシとオット

2007-10-29 22:15:59 | 住・・・いろいろ
うちは周囲を山と田んぼと畑に囲まれた環境にある。
庭の整備をするまでは、鬱蒼と茂った樹木と土だらけだった。
よって色んな虫が出没する
クモ、ムカデ、ゴキブリなどの害虫はもちろんのこと、
カニ、蛙、カマキリ、こおろぎ、バッタ、etc etc・・・・・

その中でオットをすごぉく悩ませている虫がいる。
その名もワラジムシ
外見はダンゴムシとほぼ同等。触っても丸く団子にならないだけ。



やつらが何故か毎朝、玄関の土間に必ずいる
絶対いる。
外に掃いても掃いても次の朝には必ずうろうろしている。
オットは毎日文句を言いながら退治していた。
どこか玄関のドアか、隅の見えないくらいの隙間から侵入しているとしか
思えない。

今日、ツマはごきげんで福山のドラマを見ていた
オットはリビングになかなか入ってこない
何やってんだ~~~
CMの時にこっそり覗いてみた・・・・・・・・・・・・・・写真



ワラジムシの出てくる瞬間の現場を押さえるのだとさ・・・
勝手にやってくりぃ。

一時間近く玄関に座った甲斐あって、決定的瞬間を目撃したとのことです。
メデタシメデタシ


スーパーガンコマサ

2007-10-28 21:44:43 | 住・・・DIY

最近の晴天で庭のリフォームも順調に進んで

先日終了した。

 

休日を利用して、DIYに残しておいた部分を終わらそうと

頑張ってみました。

 

土の状態で残っている東の通路部分に「スーパーガンコマサ」

という固まる土を敷いて、雑草が生えないようにします。

土のままだと間違いなく雑草だらけになって手入れが大変です!

 

 

      

 

 

左が土の部分にガンコマサを袋から出してみた状態。

右が3袋分出した状態です。

こうしておいてから、全体に敷き均していきます。

 

 

      

 

 

左が敷き均した状態。

均一にするのが、意外と難しいです。勾配をとって水の流れを

作らないといけないのでしょうけど、厚みも同じかどうか、よく

判りません・・・。なにせ素人ですから。

大雨が降ったら、間違いなくどこかに水が溜まりそうな感じです。

 

右は、散水開始! の様子です。

敷き均してから、水をタップリかけるとガンコマサは固まります。

結構しっかりタップリかけます。

 

 

 

 

散水してから、表面をしっかり押さえます。

本当は重たいローラーみたいなもので転圧するみたい

ですが、そんなモノはないので大きめのコテで

バチバチ叩いて押さえます。

ひらすらバチバチ!人力はシンドイです・・・。

 

       

 ビフォー                      アフター

 

同じようなまさ土色だから判りにくいですが、何となく右がキレイです!?

わかります??  かなり自己満足の世界です(笑)

 

雑草対策にモルタル打ったり、アスファルトにしがちですが夏場は蓄熱して

熱くなるので大変です。自然土舗装は透水性があり、水が溜まっても染みて

いきますので夏場に水打ちしても涼しさが持続します。

 

広い意味では地球温暖化対策です!

施工した部分は猫の額ほどの狭さですが・・・

 

 

 

 

 

 

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聞き屋与平  宇江佐真理

2007-10-27 11:18:46 | 小説
知り合いに教えた貰った市民図書館の分室で早速借りてきた。
藤沢作品をと思っていたがほとんど出払っていたので、目に付いた
宇江佐氏をいくつか・・・

この聞き屋与平は気にはなっていた作品。
聞き屋ってどんな商売?そもそも江戸時代にはあったの?
たぶん作家の創作の商売だろうけれど・・・

両国広小路にある薬種屋の仁寿堂。
隠居をして長男に跡目を継がせた与平。
夜な夜な店の通用口の傍らで、聞き屋商売を始めた。
白い布を被せた机には置き行灯。小座布団をのせた腰掛け二つ。
ぱっと見はまるで辻占いの様相。
しかし、机の垂れのところにはただ一言 『お話、聞きます』
ただ話しを聞くだけ。相槌は打つものの相談には乗らない。
助言もしない。ただ黙って客の話を聞くだけ。
これで商売をしているつもりはないので代金は、お客様のお志で結構です。
もちろん只でも結ですと言う。
まるで神社の賽銭のような・・・
世の中には喋りたくてもその相手がいない人、誰にも知られたくはないが
誰かに話してすっきりしたい秘密、単なる愚痴や噂話に与平はじっと耳を傾ける。

しかし、与平には心の奥底に深い闇がある。
死んだ父親以外誰も知らない深い深い闇。
聞き屋を始めた理由も、自分では気づいてはいないがそこにあるのかも知れない。

妻と長男夫婦と孫たち、次男夫婦、三男と惚れて嫁にしたいと思っている女中。
与平の過去をしつこく暴こうとする岡っ引。
与平の周りにいる温かい家族の絆とその胸にしまった闇の対比がとても
めりはりとなって話に膨らみを持たせている。

すごぉく良かったとまではいかないが、まぁ読後感は悪くはなかったかな。
しかし、ラストの妻の取る行動だけが何となく腑に落ちない。

ドアストッパー

2007-10-26 22:13:21 | 住・・・いろいろ

 

 

 

玄関ドア以外では唯一の開き戸。

ドアストッパーも気になる部材だったので、ネットで購入して

施主支給させていただきました。

KAWAJUNの製品。わかりにくいですがドア右下にいます。

 

戸当たりとかドアストッパーもたくさんの種類がありましたが

選ぶポイントはやはりスッキリ・シンプル。

 

この部材は、まーったく目立ちませんがお気に入りのひとつです。

今までこの部材に食いついたのは一人だけ!

そう、ヒロちゃん!あなたです!

ってヒロちゃんはこのブログ見てないか・・・

この人は新築建てたのに、完成見学会とかフツーに一人で見に行く強者です・・・

 

 

 

 

 

ドアが開いて迫ってきます!

 

 

 

 

納まるべき場所をめざして猛進です!

 

(たまたまブレた写真・・・)

 

 

 

 

やや減速か!?  ストッパーの受け部分が!

 

黒いポッチが上にスライドして受けに納まります。

 

 

 

 

「ガチャンッ!」と納まります。

 

このドアストッパー、100%ガチャンッなので、いちいちその度に上の部分を

プッシュして、受けからポッチを外さなければいけません・・・。

 

ちなみに足の親指で外せます

 

 

 

 

 

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本所しぐれ町物語  藤沢周平

2007-10-25 17:51:12 | 小説
本所しぐれ町の自身番。
大家の清兵衛と町内のことなら何でもござれの地獄耳の書役、万平の噂話
は毎日尽きることはない。。。

見かけない人ですね~誰でしょう?
ああ、菊田屋さんとこの失踪していた弟さんが戻ってきたようですよ・・・

二丁目の小間物屋の息子栄之助、最近女房とうまくいってないらしいよ。
どうも旦那付きの女と一悶着あったらしくてねぇ。

そんな噂話で物語は綴られていく。
浮気に腹を立てて実家に帰ってしまった女房を連れ戻そうと思いつつも、
別の女に走ってしまう小間物屋。
借金を残して死んだ大酒飲みの父親の借金を、自ら身売りして返そうとする
十歳の娘。
桶屋の見習い小僧が、めし屋の小女に恋をした。しかし桶屋の渡り職人が
娘に手を出そうとしている。しかもそいつは遊び人との噂が・・・
亭主が同じ裏店の子持ちの後家に寝取られた。
家を飛び出し、しぐれ町の飲み屋『おろく』に住み込んで働くのだが、宿無しと
なった女房を岡場所に売り飛ばそうと甘い言葉で誘う女衒・・・

一見平穏に暮らしていると思われる人々の心に、起こっては消える小さな波紋。
そんな一場面を見事に描いている。
物語は十二編。
それぞれの主役は違うのだが、ちょいと脇役に別の話の主役が出てきたり
してなかなか面白い。
なんとなく続いている感じがするので一話目から読んだ方がいい。

それにしても、しみじみ感動・・・




橋ものがたり  藤沢周平

2007-10-25 08:52:41 | 小説
体調悪く、臥せっている間にちょっと藤沢に久しぶりにはまってしまった。
昔けっこう読み漁っていて、よろずや平四郎シリーズとか、隠し剣シリーズ
とか○○の檻シリーズとか当然蝉しぐれとかたそがれ~は読んだ。
そういえば藤沢モノはなぜか武士モノばかりを読んでいるな?
藤沢周平は、武士モノ・市井モノと両方書く作家なのに・・・

で、今回の橋ものがたり。
江戸の各地に架かる橋にまつわる物語が十編。
両国橋、萬年橋、永代橋・・・
橋はどれも江戸市民にとってはとても重要なもの。
省線の駅みたいな役割をしていて、橋を目当てに集まり、待ち合わせをしたり
そして散らばりったり、物売りが立っていたり。
それだけ人が集まるのならそこから紡ぎだされる物語は多いわけで・・
藤沢はそれをとても静かに描いている。
どれもこれも珠玉の作品だ・・・
藤沢氏の市井人情モノを初めて読んで、改めて感動した。
下級武士モノやお家騒動モノも面白いしのだけれど、元々町人モノが好きな
私としては心震える作品だった。

ヤバイ・・・あの膨大な作品量を読みきるまで本屋通いか?
それもまたよしとしようか。

早速 本所しぐれ町物語 読み始めている。



窓廻りの装飾

2007-10-21 18:48:42 | 住・・・いろいろ

 

ウチの窓廻りはすべてタチカワブラインドのバーチカルとロールスクリーン。

バーチカルは縦型ブラインドのことで、1階リビングと2階寝室の南面の

大窓2箇所に採用。

 

      

 

左が閉めた状態、右が開けた状態。

生地はLD-1366、巾が3mあるので両開きに。

梁の下、天井いっぱいの高さに正面付けしたので、低めの天井が

ちょっと高く感じます。

 

カーテンと違ってレースがないので、外の視線が気になってほとんど

開け放つことはなく、閉めたままスラットの角度を調節して使ってます。

 

2階の南面も同様。

 

 

閉めた状態。

 

 

途中まで 開けた状態。

 

生地はLD-1422、両開き。ここは遮光1級の生地にしてます。

遮光1級といっても、ブラインドだからカーテンほどは真っ暗には

なりません。日の出とともにスラットの隙間から微妙に明かりが

入ります。

 

この2箇所以外はすべてロールスクリーン。

 

 

これは1階のロール。

もちろん、バーチカルとロールは同じ生地を採用。

 

 

操作方法はワンポール式で、右もしくは左のチェーンで上げ下げします。

これも結構便利です。

 

 

以前は主にカーテン生活でしたので、ブラインド・ロール生活は最初は多少不便な

ところもありましたが、意外とすんなり慣れるものです。

 

 

 

 

 

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庭づくり ~シラカシ~

2007-10-17 19:29:39 | 住・・・いろいろ

 

母屋のムダに広かった庭に狭小住宅を建てさせてもらった。

狭小住宅が建ったせいで、庭園としてバランスのとれてた庭石や木々の

配置が、どうにもおかしなことになっていたので、新たに残った庭の形状に

合わせて移動、ということに。

 

 

 

 

クレーンを使って大きい石や木をゴロゴロと移動。

吊り上げた石が漆喰壁に当たらないかヒヤヒヤでした・・・。

意外にも壁の養生とかしないのです・・・。

こういう時は、操作する方の腕を信頼するしかありませんね!?

 

夕方いってみると、生垣のシラカシが植え終わってました!

 

 

 

 

暗くて見えにくいですが・・・何とも華奢な木です。

高さは1mくらいしかないです。

理想の高さは2mくらいですが、どれくらい待てばそうなるのでしょう?

しかし、あっさりしてますね~。

はたしてこれで生垣の役目を果たすのか心配になります。

 

 

 

 

左の高い木は違います。右がシラカシ。

まだまだ庭は未完成なのでまたレポートします。

 

 

 

 

 

 

まったく話題は違いますが、以前 【反省点・・・その1】 で紹介した

浴槽のリモコンスイッチですが、よく見ると『3秒長押し』でロックされる

機能がついてました! 子供の悪戯防止か!?

スイッチによってはロック時でもピッとか鳴るのもありますが

随分マシです・・・。

ナゼ気づかなかったんだろう!?

 

それが解消されても、リモコンが背中にあたって邪魔なのに変わりはないですが・・・。

なので、リモコン位置をもう少し右に!という結論にも変わりはないですね。

 

 

 

 

 

 

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辰巳八景  山本一力

2007-10-17 10:35:36 | 小説
文庫の新作が並んでいたので、嬉々として購入。
単行本は買えずに読み逃していたのでわくわくしてページをめくった。
八景といぐらいだから、八話の短編が連なっている作品だ。

タイトルの由来は、巽八景という長唄からきているらしい。
巽というのは江戸城から見たら深川はちょうど巽(辰巳)の方角にあたるのだ。
深川の異なる風景を主題に物語が作られている。
本来の八景とはちょっと違った八景になってはいるが・・・
永代橋帰帆・永代寺晩鐘・仲町の夜雨・木場の落雁・佃町の晴風・洲崎の秋月・
やぐら下の夕照・石場の暮雪。

どれもこれもタイトルとなっている八景がとても美しい言葉で表現されている。
すべて深川に住む町人たちが主役となって生き生きと生活している様を
一力は書く。
煎餅屋、飛脚、辰巳芸者、町医者、蝋燭問屋・・・
そして通貨の決め事や米の相場まで詳細に書かれている。
一力の作品は、江戸の市井の職業が事細かに書かれているので、それを読んだ
だけで明日からでも深川の裏店で煮売り屋でも開けそうな気持ちになってくるのだ。
実際には砂糖もほとんど手に入らず、料理酒なんて使えず、安い味醂と塩と醤油
と味噌のみで作るだなんて私には自信ないですが・・・笑

今回の作品は一つ一つがとても丁寧に書かれていると思った。
いくつかラストに首を捻りたい箇所もありはしたが概ね満足。
個人的には、仲町の夜雨と佃町の晴嵐が好きだ。






庭づくりスタート

2007-10-14 20:37:44 | 住・・・いろいろ

 

新居生活が落ち着いたら、母屋の庭に生い茂っていた生垣とか

木々を適度に刈り取って、もっともっとスッキリとした庭にしたいと

以前から思っていたが、ようやく念願が叶った。

 

うっそうと生い茂っていると、森のようにジメジメして色んな虫類が

生息しやすくなるし、以前はハチの巣もできてたりした。

 

 

 

刈る前はこんな風景で、1階の部分がほとんど見えないくらいの高さまで

生垣は伸び放題、ウマメ樫は毛虫に食われてたりで、散々な状態だった。

今思うと、よくこんな状態で工事をしたものです・・・。

 

 

 

新興住宅地を見に行くと、ほとんどの家が開放的というか、木々がまだ

若いせいもあって、リビングの団欒が通りからでもよく見える。

ウチもそんな開放的な雰囲気になった!?

 

 

 

どうです!?この違い!

晴天だったから、掛け布団とか洗濯物干したりして生活感ありまくりです・・・。

さっぱり、すっきりで恥ずかしいくらい丸見え状態です。

 

 

 

明日も業者さんが入って、少しずつ庭が出来上がっていきます。

生垣は予定どおり、風通しのよさそうなシラカシを植えますよ。

今度は、うっそうと生い茂らないように剪定を勉強か!?

 

 

 

 

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