いごっそうの棲家

以前のblog『オトツマ日記』を改名。オットだけのボチボチ更新雑記。

正月準備

2007-12-31 14:01:11 | 日常
いよいよ新しい家での初めてのお正月です。
去年はアパートだったから、イマイチ盛り上がらなかったんですが
今年は去年以上に張り切って頑張りたいと思います
(と言っても限界がありますが・・笑)

まずは28日。末広がりの縁起のいい日ですから鏡餅や小重ね餅をお飾り
しました。



でも鏡餅は、本格的な奴じゃなくて簡易化されたやつです。
最近は便利だなぁ~~~。

そして30日は生花を飾りました。
五王松がどうしようもなくなってしまって、もうお手上げ・・・
途中でまっいいか状態で終わりにしました


思ったように広がらないんですよ・・これ。
でも遠目で見たらもっとマシです


葉牡丹と小菊と余った南天で玄関と食卓に小さく・・・



最終31日はお節の準備です。
主婦は本当忙しいですね・・・

みなさん来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください




警察の血  佐々木譲

2007-12-28 08:37:19 | 小説
2007年このミスの第一位作品。
上下巻からなる超大作です。
多少ネタばれですので未読の方は気をつけて下さい。

戦後の激動の時代に駐在警官となった安城清二は、二つの未解決の殺人事件
を水面下で追っていた。
そんな折、駐在所隣の五重の塔が火災となり現場整理をしていた筈の清二が
少し離れた線路上で遺体となって発見される。
警察はその死を自殺と断定し、殉職扱いとはしなかった。

その息子民雄は父の死の真相と二つの未解決事件が関連していると思い
それを調べるために、そして父の後を継いで駐在警官となるために
警察官を志望する。しかし民雄のあまりの優秀さに警察幹部は彼を公安の潜入
スパイとして北海道大学に学生として送り込む。
時は学生運動がもっとも盛んだった時代。
民雄は日本赤軍との関係もあると疑われる学生グループに近づいていく。
無事任務も終えたが、彼は長期間の潜入捜査のせいでPTSDとなっていた。
治療を続けながらも念願の父と同じ天王寺駐在の駐在警察官となった。
そして民雄は父の死の真相に一歩一歩近づいていく。
が、民雄もまた志半ばで死んでしまう。ただし今回は殉職。


そしてその息子和也もまた警官となる。
祖父の死の真相を調べている途中で殉職した父。
祖父の死に隠された真実を暴くことが父の遺志を継ぐことだと決意する。
しかし優秀な上に三代続いた警察の血を理由に、同僚警官の服務規程違反と
汚職の内偵を言い渡される。
和也は祖父の死の真相を知ることができるのか。
そしてまた本当の警察官のあるべき姿とはどんなものなのか、どこまでが
違法なのかそうでないのか和也は逡巡しつつ警察官であり続ける事を選ぶ。

黒と白の境目に立っているのが警察官だ。
市民から支持されている限り境目に立っていられるんだ、と。

800ページ近い長編なのですが、全く飽きさせずに一気に読ませる
魅力満載の作品でした。
一つの事件を三代にわたって調べていく過程の主軸の他に、三人それぞれの
警官としての物語がまた一つの短編小説ぐらいにしっかりと書かれている。
それだけでも十分楽しめます。
選んだ道は三人三様なのだけれど、信念の目指すところは皆駐在警官を
目指していた。そのこだわりもちんゃと納得できるぐらいに細かく心理
描写されている。
とにかく、さすがこのミス第一位の作品だ!!と惚れ惚れしました。





クリスマスプレゼント

2007-12-25 10:10:40 | 日常
出会って三回目、結婚して二回目のクリスマス
新居で迎える初めてのクリスマス・・・
オットが何でも好きなものを買ってあげるからとプレゼントを考える
ように言われていました

う~~~~ん悩む。
先月の誕生日に洋服買ってもらったし・・・本は最近図書館で借りれるし・・
アクセサリーはあんまりつけないし・・

行き着くところはアンチエイジングか
前々から行きつけのエステの店で勧められていた、ゲルマニウムスリムローラー。
顔を一日一回五分ほどコロコロさせるだけで、シワ、たるみ、むくみ、など
が解消されて美白・美肌と小顔になる優れもの。
特許商品らしい。お値段約15000円
気になるほうれい線も薄くなっていくとのこと。
実際ツマは顔の片側だけやってもらったら、もう片方と全然違うのです
これはもう買うっきゃない
しかし、先立つものが・・・
と悩んでいたところにクリスマス。

ついでにフランス製のオルラーヌというやはりこれまたアンチエイジングの
美容クリームも一緒に買っていただきました
すっごい現実的なプレゼントに申し訳なく思いつつ、本当に欲しいものなので
ま、仕方ないかな


そしてオットちゃまは茶色のマフラーが欲しいと・・
(きっとツマのこの間の日給の額を考えた結果のリクエストではないかと
思われる・・ありがとう)
色々とデパートやショップを探して、TAKEO KIKUCHIの
マフラーに決定

気に入ってくれたので良かったです

クリスマスディナーはこちらです



ゴミ箱選手権 結果発表!

2007-12-22 13:54:45 | 住・・・いろいろ

この度は、第一回ゴミ箱選手権大会に多数ご参加いただきまして

誠にありがとうございましたー!!

 

って、勝手に問いかけておいて、勝手に結果発表~!とかやってますが・・・

たかがゴミ箱、されどゴミ箱ということで、みなさんに選んでいただいた

それぞれすばらしいゴミ箱達の結果を集計してみました(笑)

 

① 「BIN BIN」         0票

② 「CUBE」          1票  booさん

③ 「チューブラー・オム」  0票

④ 「ダブルキューブ」    1票  ふわらさん

⑤ 「LEAF DUST」      3票  にゃんこさん+Sさんかめ子さん

 

この結果はウチのリビングに合いそうなゴミ箱、という条件のもとに

選んでいただいてると思うので、票が入ってるのはすべてウッディなタイプ。

やはりウチにプラ系は合わないのか・・・

 

で、実際どのゴミ箱を購入したかといいますと・・・!!

 

 

 

 

 

④の「ダブルキューブ」でしたー!!ふわらさん正解ー!パチパチ・・・・!

 

選考理由は・・・ビニール袋がセットできるからゴミ捨てが楽・素材のシナが

ウチの建具と同じだから・スクエアな形で納まりがイイ など・・・

 

本当は「LEAF DUST」のように蓋があれば中も見えなくて最高でしたが

家族会議でさんざん討論した結果、最後は見た目でコチラに決定しました。

 

このように納まっています。

 

 

おかげさまで、ゴミ捨ても楽になったし、快適なリビングになりました!?

エントリーいただいた皆様本当にありがとうございました!

 

ゴミ箱の世界も奥が深いです・・・

(そういえば、正解者のふわらさんへの賞品は・・・・!?)

 

 

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リビングのゴミ箱

2007-12-17 22:19:19 | 住・・・いろいろ

この度、リビングのゴミ箱をリニューアルしよう!ということになって

さっそくゴミ箱探しの旅に・・・ ネットの中で候補にあがったのは5つ。

 

 

まずは、究極のゴミ箱「BinBin」

 

      

 

 

ゴミ以上にゴミっぽいゴミ箱!? とかいわれてます(笑)

白、赤、黒の3色だけどやっぱ白がシンプルでいいかな。

 

 

 

お次は、蓋スイング式ダストボックス CUBE

 

 

 

これはクシャクシャの「BinBin」と違ってキチンとした四角い木の箱。

スイングする蓋がついてるから中身が見えなくていいです。

風水的には、ゴミ箱には蓋があったほうがいいらしいですが・・・

 

 

 

3つ目はチューブラー・オム、これもシンプルな形が魅力か。

 

    

 

これは、レジ袋を中にセットできるところがいいらしい。

ホワイトかブラウンかなぁ。

 

 

 

4つ目はダブルキューブ。これもレジ袋をセットできるタイプ。

 

  

上の部分の材質はシナ合板。

ウチの建具と同じだから多少親近感あり!?

蓋がないのがねぇ・・・

 

 

 

最後はLEAF DUST。上と同じくヤマト工芸の商品。

 

    

 

これは蓋もあるしレジ袋も掛けれるし材質もシナ合板だし。

あまりゴミ箱っぽくない雰囲気がいいですね。

 

 

 

以上5点で悩みました。価格は3,000円~7,000円くらい。

いまどき百均でも白いシンプルなゴミ箱がありそうなものですが・・・

 

 

 

 

ちなみにゴミ箱の位置はこのテレビボードの横です。

さて、どれを購入したか判ります?

 

 

 

 

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制服捜査 佐々木 譲

2007-12-12 17:21:35 | 小説
この作者の作品は『うたう警官』(もしくは笑う警官と変題されている)を
含めて二冊目。

今回も北海道警察が舞台。
とある小さい町の駐在所勤務のお巡りさんが主人公。

道警は数年前の癒着不祥事がきっかけでどんな部署でも五年以上の任期を
勤めることなく転勤、もしくは配置換えとなってしまっている。
小さい町の地域情報を、やっと覚えたところで転勤だ。
北海道釧路市、広尾警察署志茂別駐在所の位置する町もそんな町のひとつ。
この町は非常に犯罪発生率の少ない町だった。
町の有力者たちは駐在など全くアテにせずに自分たちで自警団のごとく
犯罪を撲滅している。
犯罪者を挙げるのではなく、犯罪にしないという方法で・・・

元刑事部にいた川久保は赴任したての単身赴任。
捜査権などない彼が自分なりの地道な捜査とカンで、制服警察官の
誇りと意地で小さな町に根付く腐敗と闘う。

一言で言うと、警察小説にしてはとっても地味です。
しかしそれが地味なだけにとてもリアル。
最後はかなりスカッとした気分になりました。



反省点・・・その3

2007-12-07 14:05:46 | 住・・・反省点

 

入居後の反省シリーズ、第3弾。

キッチン部分の床材は選択ミスか!? です。

 

 

と、その前に、関係ないけど未だに「新しい住まいの設計」1月号。

 

 

 

 

今月号もイケてる家が満載です。

なんとこの中に、ウチの家の玄関を検討中にネットで参考にさせてもらった家が。

ネットで見た建築家の作品とか、お気に入りの家づくりブログの住宅が

偶然雑誌に出てることがたまにあってビックリします。日本も狭いなぁ・・・と。

 

 

さて、反省点ですが、ウチのLDKは一部屋で一体になってるから床材の

フローリングも、選択としてはすべて同じ材料で統一しました。

無垢のメープルにリボス塗装です。

問題はキッチン周りの床。シンクからの水、IHからの油など無垢の床に

とっては悪い条件がタップリです。

 

入居して約4ヶ月ちょっとですが、こんな感じに。 

 

 

 

 

写真だと判りづらいですが、とんだ油が染み込んでポツポツと跡になってます・・・。

水は比較的時間を置いてから拭いても跡になりませんが、油はヤバイです。

 

引越し当初は、アイランドのシンク前だけにキッチンマットを敷いてましたが

つい最近、IH前にもマットを敷きました。実際使ってるツマは「せっかくの無垢

の床なのにマットを2枚も敷くのはイヤ!」と言ってましたが、このままだと毎日

油がとぶような状況で放置しとくことになるので、急場しのぎの2枚敷きに・・・。

 

 

 

 

 

よくキッチン部分だけ見切りを入れてタイルとかシートものとかにしてる実例を

見ますが、キッチンの床は何がベターなんでしょう?

 

無垢の木の場合、オイル塗装するにしても最初はオイルを浸透させて、2回目に

表面をコーティングして撥水効果を高めるくらいの手間がいるのかな。

 

一番手間がかからないのは、ウレタン塗装すればいいですね。風合いは損なわれ

ますが、そこはキッチンということで目をつぶって・・・。

ウレタン塗装は劣化すれば塗り直せばいいし。

 

タイルは踏み心地が硬いからイヤという意見があったが、スリッパを履けば

よさそう。目地が汚れるのは、濃い目地を選べばいいのかな。

 

シート系は、一枚物で貼れるしメンテがし易いのが魅力ですが、できればリノリウムとか

風合いが良くて、表面が硬くて丈夫なのがいいですね。

 

 

何にしても、実際使ってみないと善し悪しはわかりませんが、家づくりの最中は

判断を迫られますからね。

今、選べと言われると・・・タイルでしょうか。多少ダークな色合いのタイルで目地も

濃いめで細く、みたいな感じ。

(もちろんツマの意見が最優先ですが・・・)

 

 

 

 

ウチの場合は、既にオイル塗装してるから、再塗装して撥水効果を高める

ようなことをしないと解決しそうにないです。

 

いつになるのやら・・・

 

 

 

 

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野の草花5

2007-12-03 11:07:01 | 日常
うちのすぐ近くの土手にたわわに生っていたからとオカサマがツマのために
もぎってきてくれた
ありがとうございますぅ
しかしさすが野生のしゃしゃぶ、子グモが二匹もくっついてきていて
ツマは叫び声をあげながら退治したのだ
しゃしゃぶと言う木の実が生るのだが、ぐいの実よりはまだ小さい。
ちょっとかじってみたけれど、苦かった

この間活けた菊や柳がまだまだ残っていたので、それにアレンジ。


アップにすると

しゃしゃぶのみのシルエット

あまりモノで


吉原手引草  松井今朝子

2007-12-02 17:29:59 | 小説
第137回芥川賞受賞作品。
大好きな吉原を舞台にした作品でもあり、受賞直後から読みたくて読みたくて
仕方なかった。
やっと図書館で手に入れました!!

物語は、吉原の花魁の中でもひときわ際立って吉原一と謳われた
舞鶴屋の葛城失踪の謎解きを主軸としている。
戯作者の卵だと名乗る謎の男が、葛城に関わった様々な人々に花魁の失踪の
理由を調べて回る。
全編様々な人が語る葛城の話のみで、当の葛城自身は回想以外出てこない
という面白い語り口になっている。

吉原からの失踪などと、有り得ない芸当をやってのけた葛城は吉原に来た
当初から謎と魅力を持った女だった。
茶屋の内儀、楼主、遣り手、番頭、床回しや船頭。
馴染みの客や身請けをするはずだった男等々いろいろと聞くが誰しも
失踪については知らぬ存ぜぬで語りたがらない。
重い口を開いても肝心の謎の深層には一向にたどり着かないように思えたが・・

色んな人物が、花魁葛城のことを語っていく中で吉原のしきたりや行事。
遊女の生活や花魁との違い。
遊女たちの手練手管までもが語られて、これ一冊読めば吉原のことなら
なんでもござれという具合に詳しく書かれている。
これぞ吉原手引書!!だ。

満足のいく一冊でした。