いごっそうの棲家

以前のblog『オトツマ日記』を改名。オットだけのボチボチ更新雑記。

漆喰 記念塗り ①

2007-07-21 23:04:01 | 建・・・漆喰
今日の午後、用事の合間をぬって、漆喰DIYの準備。

「家づくり」なんて一生に一度くらいのものだから、自分でも
参加して、何かしら足跡を残したい…などと思って2階の納戸
壁のみ約18㎡をDIYすることになっていました。

自分での施工だから、左官さん担当の下地とは違い、平ボードと
いわれる、プラスターボードに。これは一般的に壁紙を貼る下地と
同じですね。ビニールクロスが漆喰になる、表面だけでも自然素材に!
みたいな感じで、お手軽漆喰仕上げです。

今日は漆喰を塗るための下準備だけで手いっぱいの状態。
孤軍奮闘だから、思うように進みません(汗 汗 汗)
写真を撮るのも忘れてしましました。ブロガー失格です・・・・・

平ボードを貼った当時の写真です。。



明日は塗りに入れる予定です!
早くしないと、家具の取り付けが迫ってるんです!!



にほんブログ村 住まいブログへ

損料屋喜八郎始末控え 山本一力

2007-07-21 11:19:56 | 小説
最近の一力氏に文句ばっかり言っているツマなので、
それでは・・・と初心に戻ってみた。
デビュー作の本作品

ほらぁ、やっぱり凄い。家事の合間に一気に二日で読みきってしまった。
起承転結ぜんぶ丁寧に書かれている。
読後の満足感がしっかりある
これが一力の真骨頂なのだ

元武士で、与力の秋山に仕える一代限りの末席同心だった喜八郎は
秋山と、その上司の米相場のしくじりを引っ被り、武士の地位を捨て
町民となる。
その時に便宜を図って喜八郎に損料屋(今でいうレンタルショップ)
を開かしてくれた、札差米屋の大旦那政八の恩義に尽くすため
、商いの才の無い二代目政八を影から助ける。
札差株を手放そうとまでしていた政八は、棄捐令をも無事乗り切るのだ。
与力の秋山、喜八郎、政八、そして老舗大札差の伊勢屋を巻き込む
痛快時代捕り物だ
この本では、あの江戸を超不景気に追い込んだ棄捐令が喜八郎のアイデアで
秋山が採用し、それを老中松平が決行したように書かれている。
なんとびっくり

そしてすっかり忘れていたが、江戸屋の秀弥はデビュー作から登場
していたのだ。おまけに喜八郎と・・・・

ああ、やっぱり面白い。
この流れで、パート2赤絵の桜を見てみようか。
はたまたがっかりしたら嫌だから、ここらでもう一度、
梅咲きぬとか大川わたりでもいってみようか。