シルバーのマンション暮らし

傘寿も過ぎました

五十九年

2014-04-04 | 日々の出来事
昭和三十年四月四日

みぞれ交じりの中を美容室で鬘をかぶり角隠しをした。

角は中々出すことが出来なかった。何しろ40代の姑妹弟と狭い
公営住宅での新生活だった。あれから五十九年も過ぎたとは
感慨深い良い事も悪い事も遠い昔の様にも又昨日の様にも思われる。

いつの間にか夫も私も80を過ぎてしまい、当然の事ながら2人とも
老いた・老いぼれて・・体も・頭も・物忘れや通院が多くなってきた。

それでも自分で通院も手抜き家事も何とかやれるありがたい
いつまで続くか不安いっぱいだが今日も無事過ごせたことに感謝
どうか人様にご迷惑を掛けず明日も元気で過ごせます様にと願う。