サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

就活の学生さんへ 次の三点に明確に回答できないものは短所と思わずに。

2017年02月26日 08時00分37秒 | 就活・採用
去年のこと。「わたし、短所だらけで。短所しか思いつかないのです。」と、ある学生さんが嘆いていました。

わたしは、すかさず次の質問をしました。

問い1 その短所について、他人もそうだといいましたか?
問い2 その短所について、他人に迷惑がかかりましたか?
問い3 その短所について、将来どういうことで困りそうですか?

この3件の質問について、その学生さんは、答えられるものはありませんでした。

つまり、一人で思い悩んでいて、他人から見れば迷惑をこうむっているわけではない短所ばかり。
例えば、足が遅いとか。

そういうと、「それはそうですが、私にしてみれば悩みなので」とのご指摘を頂きそう。
しかし、必要以上に自信を無くしてしまうと、その人が可能性さえ見失ってしまう。そちらが怖い。

もうすぐ、3月1日。就活に臨む学生さんに申しあげたいのですが、
上記の3点に明確に答えられない短所(?)については、短所と思わずに面接に臨んでください。

特に、問い3は、わかりませんぞ~。



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