サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

衰退するビジネスをしている部門のOJTがうまくいくには。

2017年03月01日 07時04分16秒 | キャリア開発
衰退するビジネスを担当している部門のOJTは、うまくいくにどうすればよいのでしょうか。こんなことをよく考えます。指導を受ける方が、「負け戦ばかりやってきた上司に指導されたって嬉しくない」と言う気持ちにならないか。

このとき、上司の姿勢がキ-かと思います。上司が敗戦の中の勇者だとしたら、学ぶべきものは多いです。その不屈の精神と努力から学ぶべきものがあると思います。

一方で、そういうビジネスに対して、ただ漫然と「ぶら下がり健康法」のままの上司だと、反面教師にこそなりますが、学ぶべきものは少ない。そもそも指導できるのかもわからない。

そこに配属されたらどうするか。少なくとも若いときは良い経験になります。そこで繰り広げられるビジネス・人・組織をよく見ておくと良いのです。業績が悪いから、人も減らされるが一人で色々な事をやる。虚しさとの戦いでもある。

しかし、そこにずっといるのも我慢の限界があります。若手一人ではどうにもならない大組織とか。
普通は心が折れる。

これ、若い人にひどく不人気です。どうしても花形部門に行きたい。当然、そうです。
しかし、そこへ行っても、先輩の後詰をするだけ。花形部門だっていつかは。。。栄枯盛衰。
こういうケース、たくさん見て来たので。

リスクはありますが、リスクが少ない安泰感もリスクかと。
年齢がいってから衰退ビジネスに直面するのは辛いものです。



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