サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

とりあえず仲良し役員 歴史ある会社の「仲間経営」の是々非々

2017年03月23日 07時05分43秒 | 企業経営
ある知人の会社。名前ときめく会社のお話し。「社長につき従う役員たちの、なんと「良い人」の集まりだこと」と皮肉たっぷりの愚痴。

こういう話しは、規模の大小を問わずどこにでもあることなので、改めて驚くことはございません。

さて、これの是々非々はどうなのでしょうか。

仲が悪い役員ばかりだと、下がやりにくい。役員が壁となって、組織が硬直化します。そして、そういう役員たちを束ねる社長もやりにくいです。要するにダメなんですよ。仲の悪い役員ばかりで構成された経営陣とは。

では、「仲よし役員」はどうか。実際は仲よし役員というのを期待するのも難しいのですが、ここまでの地位に来る人たちにはそれなりに人格やバランス感覚はあり(特に上場企業)、無駄な争いはしません。感情をむき出しにして争うことはしない。大人げないとなります。

しかし、怖い社長の顔色を窺うように、役員たちが同情相憐れみで、仲よし状態をふるまっている。

まぁ、こんなところです。

個人的には、「仲良し役員」「仲間経営」は若干賛成のほうに旗が上がります。しかし、危急存亡の時、討議に慣れていない人たちには厳しい試練と言わざるをえないです。
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