4月29日は「昭和の日」。もともとは天皇誕生日だったものが政令によって「昭和の日」という国民の祝日にりました(5月3日の日記参照)。
「平成」の世になって、今年で22年。私は日常的に西暦を使うので気づきませんでしたが、「昭和」生まれの私も、人生の半分は「平成」の世に生きていることに改めて気づかされました。
なんで、こんな話題かというと、調べ物をするために押入れを「探索」していたら、1枚の切符を発見したからなのです。定期券を使用している方には馴染みがないかもしれませんが、鉄道を利用するときに購入する「切符」。これには発行された年月日が刻印されるのです(最近は『キセル』防止のためなのか、「○時○分○○駅入場(出場)」と改札口を通った時間まで印字までされます)。
「発見」したのは、切符を収めた一冊のファイル。平成1年1月11日など、数字の並ぶ日の「切符」が収めてありました。
その中の1枚。刻印は64-1-7とあります。昭和64年1月7日、「昭和」最後の日の切符です。「戸塚」という刻印をみると、私が購入したものではありません。「鉄道ファン」の私のために母がわざわざ買いに行ってくれたものでしょう。
ファイルをめくっていくと「’92セリーグ公式戦 ヤクルト-大洋」のチケット。「なんで、こんなものまで?」と思ってみると日付が8月27日、父の誕生日でした。横浜に住んでいた私は横浜スタジアムには何度も足を運びましたが、神宮球場に行ったのは、後にも先にもこれ一回。それが父の誕生日だったとは。
左が神宮球場の入場券。右が「昭和最後の日」の切符。
さらにページをめくると、3500円の臨時収入。「岩倉具視」の500円札、「伊藤博文」の1000円札、そして、今ではあまり見かけることもない2000円札が、それぞれ「新札」で収められていました(聖徳太子がいなかったのが残念ですが)。
お札の画像もアップしようとしたのですが、お札をスキャニングすること自体が法律に触れそうなので、やめておきます。
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