雪国ならでは

　天気予報が「雪」マークを示していました。同じ長野県北部でも新潟県境の地域と比べれば、私の住んでいる長野市は、雪が積もるほどに降るとは思いませんでしたが、「もしも」のことを考えて、タイヤ交換をすませました。もうすでに朝晩はもちろん、日中でも寒さが厳しくなっているのですが、私にとってはタイヤ交換が「冬到来」を実感させてくれます。

　さて、車中心の生活で、日ごろはあまり歩くことがない私ですが、今日は仕事の関係で少し歩くことになりました。そうすると面白い発見もあるものです。

　日ごろは何気なく通り過ぎている横断歩道橋。ふと足元に目をやると階段の２／３がマットに覆われています。マットからは太いコードが延びています（上の写真の黒い部分）。

　「もしかして！！」と屈みこんでみると、そこには「遠赤外線融雪マット」のプレートが(下の写真）。長野県に住んで24年になりますが、はじめて「ご対面」しました。

　県内のすべての歩道橋にこのような設備が備わっているわけではないでしょう。けれどもこの歩道橋は、子どもたちの通学路です。親御さんの運動で設置されたのか、市（県？）が独自に行なったのかは分かりませんが、寒風のなか心を温めてくれる一幕でした。