KISSYのひとりごと

日々感じたこと、ドライブ日記やDVDのレビューなど…徒然なるままに綴っています。

「反原発」を伝える若者たち~FRYING DUTCHMAN

2012-01-16 18:39:31 | 原発問題

 今日付けの「しんぶん赤旗」が、福島第一原発事故が人災であるというメッセージを発信している若者たちを特集しています(→こちら)。ロックバンドのFRYING DUTCHMANです。記事によると、反原発をうたった「human ERROR」(人災)は「動画サイトYouTubeにアップしてから2カ月で再生回数33万回とブレイクした」そうです。

FRYING DUTCHMANの公式HPは→こちら

 「human ERROR」の作詞をした青年は福島の事故以前から反原発の運動があることを知り、何度も足を運んだそうです。彼は「昨年3月におきた東京電力福島第1原発事故の直後、テレビ放映された東電の記者会見に驚きました。『大事故がおきているのに会見は30秒だった。現実を隠そうという対応が見えて、腹がたった』」とのこと。その怒りが「human ERROR」に込められているといいます。

 「反原発」といえば、アイドル・ユニットの「制服向上委員会」が「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を発表したことが話題になりましたが、若者が「反原発」の思いや政治への怒りを歌に込めるというのは偶然のことではないでしょう。

 かつて民主青年同盟の初代委員長だった川合義虎は、「青年動くとき、すでに勝利の光あり」という言葉を残しました。若い人たちが福島原発の事故をきっかけに、政治のあり方を問い直そうというメッセージを発信している。多くの青年が被災地でボランティア活動を行なっている。そして雇用や生活を守ろうと全国で立ち上がっている。青年がこれだけ自分たちの現在と将来について真剣に考えているときに、私たち大人も無責任な行動はできない・・・あらためて感じさせられます。

 さて、「FRYING DUTCHMAN」のメンバーは3月10、11日の2日間、全国47都道府県「ヒューマンエラー100万人パレード」を企画中とのこと。「反原発」だけでなく、真実に目を向けることの大切さ、みんなが声を上げれば政治は変えられるという歌に込めた「希望」を現実のものにしようという若者らしい力強さを感じました。

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