ふるさとのお茶の味 村茶季園(むらさきえん)

お茶を身近に感じてもらえるように、茶畑を中心にお茶の良さを伝えていきます。

贅沢な濃い味のお茶 冬の「高級煎茶」

2017-11-10 14:45:19 | 日記

 紅葉が麓まで降りてきて冬の足音が近づいてきました。冬が近づくと菱和園では、お茶の仕上がげをがらっと変えています。初夏から秋にかけては新鮮な若葉の香りを生かすための弱火、冬には強火の火入れ(焙煎)をして香ばしいお茶へ仕上げます。寒さが厳しい山梨で好まれる「熱々の濃いお茶」は、まさに強火の仕上げによって生まれています。
 菱和園の店頭では冬の「高級煎茶」として、強火で火入れをした鹿児島県産深蒸し茶が昔から人気を博しています。鹿児島産のお茶は勢いのある「コクと深い色」が特長です。その一番茶(新茶)をひと夏熟成させ、強火で一気に焙煎の香り(火香)を加えます。熱々(90度)のお湯で淹れることで香り高い「濃いお茶」となります。旨味があり、渋みがマイルドな品種「ゆたかみどり」を使い、お鍋やほうとうなどの濃い味の後に恋しくなる味わいです。冬の「高級煎茶」は菱和園直営店にて販売中です!


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