皿尾城の空の下

久伊豆大雷神社。勧請八百年を超える忍領乾の守護神。現在の宮司で二十三代目。郷土史や日常生活を綴っています。

駅からの帰り道

2021-09-22 23:26:21 | 日記

平日8時過ぎになると、駅のロータリーは帰りを待つ送迎車で込み合う。かくいふ我が家も毎日のように迎えに出ている。北埼玉の各市町村のとって、東京へと向かう高崎線、宇都宮線は生活を支える主要鉄道。駅前の開発がそれぞれ差があり、まちづくりに対する市町村の考え方が出るように思う。いいか悪いかは別として。

高校生ともなると学校での出来事など、そうそう家で話す時間もないが、迎えの車のなかでは機嫌がよければそれなりに会話も盛り上がる。友人のことや、勉強のことなどあまり話題にならないが、学校での様子を聞くことができると非常に面白い。
校内には自販機が2台あるそうで、お昼休みや下校時など多くの生徒が利用しているそうだ。一般的に自販機の飲み物と言えば、コカ・コーラやSUNTORYのシェアが高いように思う。もちろん伊藤園やアサヒ飲料などメーカー各社が、売り上げを伸ばすために設置場所や商品で過当な競争を繰り広げている。長女の通う高校の自販機はキリンビバレッジ。珍しいなと笑うと、人気商品はKIRINメッツだそうだ。しかも500mペットボトルで100円とお買い得価格。自販機脇のゴミ箱にはメッツのペットボトルが溢れているという。KIRINメッツは強炭酸のさっぱり味で自分も若い頃よく飲んでいたと思う。コンビニなどにはあまり品揃えがなく、商品によっては自販機専用もあるらしい。三十年前の自分の高校時代を思い出す。売店の小松ベーカリーのツイストドーナツが好きだった。

親子にしろ、夫婦にしろ同じ屋根のした暮らしていると、会話も乱雑になったり、言わなくともわかるだろと言った感覚に陥りやすい。会話を楽しむ方法の一つに、向き合うのではなく、同じ方向を向くというのがある。向き合っていると相手のことがみえすぎてしまう。些細なことに余計な気がいったり、考えを押し付けたりもするだろう。ところが忙しいなかでも同じ方向を向き、同じ目的があると、考え方に共感したり、相手の考えを受け入れやすいように思う。もちろんこちらの思いも口にしやすい。
向き合うのは自分自身。そばにいる相手とは同じ方向に向かって歩くのいがいい。

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