サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 多言語出来たらなあと思う事

2024-02-19 07:30:00 | 人生について
山奥でも知った事。

私からみたら、ほぼ限界集落に近い山奥の村にも、日本でも有名なチーズを生産している牧場兼お店があったり、ご夫婦でやってる美味しいイタリアンのお店があったり、姉妹でやってる自然酵母の美味しいパン屋さんがあったり、週末だけ名古屋からご夫婦できて開店しているランチだけのお庭が美しい喫茶店、そして新蕎麦の季節になるとかなり遠くから大勢の人達が行列をなしてやってきたりするお蕎麦屋さんも多数あったりと、住んでみて初めて知った事が沢山あります。

そんな中で、今回はイタリアンのお店のオーナーについてです。
東京で食べたら5000円以上はするだろうと思われるお昼のセットで2500円。土曜の午前中のみ自家製パンの販売もされています。でもこんな山奥で村の爺さん婆さんはお客に来ないし、いったい誰が食べに来るんだろうと心配するほどですが、意外とこのお店で食べるために遠くからお客さんは来ているようです。特に土日祝日だと予約しないと入れなかったりもします。ご夫婦には小学低学年のお子さんもいるくらいの年齢の方です。ご主人は昔イタリアで修行していたとの事で本格的な食事を楽しめます。

小さな集落での噂話で、そのお店が一月ほどレストランをお休みすると聞きました。ご主人病気でもされたのかと思ったら、その間イタリアに行っているのでお休みとの事で、何年かに一度はそんな事があるそうです。それなら自分の腕を磨きに行かれているのかと思っていたら、日本の政府機関が開催している「日本の文化を広めるフェア」の通訳として参加されていると聞きました。航空運賃や滞在費などは全て開催者もちだそうですが、ボランティアなのか手当が付くのかは知りません。でもこんな山奥でも日本の為に活躍されている人がいたとびっくりするやら嬉しいやらです。イタリア料理の腕を見込まれてではなくて、通訳としてというところが味噌なんですが、ご主人もイタリア料理にもプラスになるでしょうから、帰国後にその成果を味わうのに私も客としての楽しみが増えました。
しかし、日本のフェアとして開催される催しに、なんでプロの通訳を使わないのか、通訳の人が必要ならなぜ色々と都合が良さそうな東京からではなくこんな山奥からなのか。今度、食事の際に聞いてみようと思います。

ご主人は修行時代のイタリア生活でイタリア語はマスターされていると思います。でもその時に得た言語が後になって通訳と言う形で生きて、更に自分の仕事であるイタリア料理にもプラスになるという素晴らしい運をつかんでおられる訳です。

私の好きなYouTubeに、KAZU Languagesチャンネルという若い日本人男性のが多言語で世界中の同年代の若者とネットで会話し、彼の多言語能力に相手がびっくりすると言うチャンネルです。彼は10ヵ国以上、噂では30ヵ国語を話せるとも言われていますが、彼のチャンネルを見ていると、彼ほど多言語ではないですが、案外世界には多言語を操れる若人が大勢いる事が分かります。見ているだけで世界が思ったほど近いし悪くはないと希望が広がります。

私は、娘達や甥っ子姪っ子にも小さい頃から外国語はこれからの時代では絶対に必要になるから、せめて英語だけは日常会話はしゃべれるようにしときなさいと言ってきましたが、結局のところ次女だけしか実現出来ませんでした。今やアプリを使うとどんな国の人ともコミュニケーションはとれますが、やはり自分の口から発せられる言葉で会話が出来れば世界はもっと近くなりそうな気がしますし世界はもっと平和になると思います。

孫には日本語、英語、スペイン語プラスαを操れる人になって、次の世界の世界平和と自身の人生のチャンスに活用して欲しいと、自分が出来なかったのに夢を託してしまう爺です!



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