HIRO伝説

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(乃木坂46日々是勉強)相楽伊織 一歩遅れのデビュー 支えてくれた!

2015年02月27日 20時57分29秒 | Weblog

 座右の銘は切磋琢磨(せっさたくま)です。仲間と競い合い、励まし合いながらがんばるという意味が好きです。言葉の響きも格好いい。教えてくれたのは、中学1年生の時、所属していたバレーボール部の顧問の先生でした。

 私がいたバレーボール部は市内でも強いほうのチームでした。限られたレギュラーの座を目指し、練習する中で、お互いを思いやる仲間の大切さを学びました。私がサーブを受けるのに苦労していると、できる同級生が見本を示して教えてくれました。試合に負けて、暗い雰囲気になると、誰ともなく「次、勝てばいいよ」「もっと練習がんばろう!」と声が上がり、みんなが元気を取り戻していました。

 バレーボールの練習に打ち込む日々でしたが、笑顔で歌って踊るアイドルにも関心をもちました。AKB48のまゆゆさん(渡辺麻友)のファンで憧れていました。AKB48の公式ライバルの乃木坂46に入れば、まゆゆさんに会えるに違いない。AKB48の後輩としてではなく、ライバルの乃木坂46で目立つくらいになって、会いたい。そんな理由でオーディションに応募しました。

 中学3年生の終わりに乃木坂46に合格し、2期生のメンバーとしてデビューに向けて練習をはじめました。研究生から正規メンバーになるために、ともに努力しながらも、仲良くすごしていました。

 ところが、高校は芸能活動禁止で、お披露目を前に、しばらく活動を休止することになりました。実力の差が広がるし、不安はありましたが、メンバーらは励ましてくれて、時々連絡もしてくれました。

 同期たちが出演するライブも見に行きました。みんなの上達している姿を目にして、あせりを感じましたが、どうすることもできません。休止していた約1年間はあまり深く考えすぎないようにしました。

 学校問題が解決し、昨年6月に活動を再開。もう一度、スタートラインに立てたときはうれしかったですが、わずか半月後に初めてのライブが待っていました。レッスンでは、上手に踊れませんでした。ブランクもありますが、ダンスはもともと苦手。だけど、北野日奈子がレッスンの後も一緒に残って、練習に付き合ってくれました。「私もダンスは苦手だから」と言ってましたが、本当は私のためだったと思います。

 初めてのライブはすごく不安でした。私は何度も失敗しました。だけど、立ち位置を間違えると、メンバーが「こっちだよ」と手を引っ張ってフォローしてくれました。

 終演後は、力を使い果たしたような感覚でした。すごく悔しさは残りましたが、伊藤かりんが「大丈夫。まだ、これからだよ」と声をかけてくれたので、気持ちが楽になりました。

 もう悔しい思いはしたくないと、その後はとにかくダンスを練習しました。自宅で夜遅くまで、鏡を見ながら練習をして、少しずつ先を行くみんなとの距離を縮め、追いつくことができました。ブランクを克服できたのは、自信につながりました。

 1月、3月に発売される11枚目のシングル曲での選抜入りと正規メンバーへの昇格が発表されました。すごくうれしいけど、自分よりも長い間、がんばってきた同期生がいるので、申し訳ない気持ちもありました。だから2月22日の3周年ライブで、同期生らの正規メンバー昇格が発表されたときは本当にうれしかったです。

 初めての選抜経験は不安が大きいですが、それを気にしたり、自分にプレッシャーをかけたりしないようにしたいです。私は不安やプレッシャーを感じすぎると、つぶれるタイプだと思っています。だから平常心で目の前のことをひとつずつ、しっかりやっていく。そうすれば必ず乗り越えられる、と信じています。

 2期生がもっと選抜に入って、1期生を脅かす存在になれたらと思っています。今まで支えられてきた分、悩んでいる仲間がいたら、今度は私が支えたいと思っています。

     ◇

次回はSKE48の宮前杏実(あみ)さんです。


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