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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

生物多様性の国に住む幸せ、と五感・体感!(五感を豊かに 7/10)

2010-10-12 | 第二章「五感と体感」
 昨日は、多摩川沿いの公園などでのんびり過ごした。府中の郷土の森で、萩のトンネルを通ったり、明治の茅葺屋根の民家を味わったりした。また、聖跡桜ケ丘の交通公園の近くのバードウォッチングのスポットなどにも寄ってみた。

 何とも言えない、萩のトンネルを抜ける心地よさ。コイが泳ぐ様が観える澄み切った川。時折、日本古来の楽器の奏でる音色が聞こえたりする。暑かったが、五感体感が心地よかった。

 さて、最近NHKテレビなどで、沢山の生物多様性関係のドキュメント等が放映されている。知らなかっただが、日本は海も陸も生物多様性を誇れる国なんですね。例えば、秋の紅葉・黄葉の多様性(森が豊かなのですね)は世界でも珍しんです。海流も親潮・黒潮がぶつかり、豊富で多様な海洋生物(植物プランクトンを含む)を育む。

 そんな背景があるので、古来から日本人は豊かな五感を楽しむことができたのだろう。例えば万葉集からの定型詩の伝統は素晴らしい。分厚い俳句の歳時記を見ても、まさに生物多様性があるからなのだろう。

 そして、その伝統が、日本独自の文化となっていく。汚れと禊ぎ、もののあはれ、甘えの構造・・・。今は日本の古代の勉強をしているが、日本人のこころの健康を考える上でも、大切なことだとつくづく感じている。

 まあ、難しい理論はともかく。好きな芸術や趣味をとおし、日本人の先輩や祖先たちが、どのように五感を楽しんできたかを知ることは本当に楽しい。

五感を豊かに 7/10

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