窓から広場の向こうに見える御嶽山
今回の旅の目的地は岐阜県高山市高根日和田高原です。
宿泊するのはYMCAのキャンプ場のロッジ、Yさんがボランティアでかかわられている
施設です。
静かな木立ちの中の施設は夏の間は子供たちの声が響いて賑やかだろうと思える設備が整っています。
テントを張ったりバーベキュー、広場のピザ窯でピザパーティーにキャンプファイヤーも楽しめる
そうです。季節外れの今、私たちが泊まるのは広場に面したチョット古い感じの管理棟。
鍵を開けて扉を開くと暗い中に長靴が並んで奥にはシュラフが山のように積まれています。
Yさんが電源を入れて案内してくれたのは一番奥の部屋。
流し台とテーブルのある部屋と隣の6畳ほどの畳の部屋で「ここで寝てください」と。
宿泊棟
先ずは掃除、5月の連休中にご家族と宿泊されたあとは無人の部屋にカメムシの大群が入り込んで
います。触ったり潰すと臭いのでガムテープでくっつけて処理するようにとテープをもらいましたが
とてもそれでは間に合わない。箒で掃いたり掃除機でガーガー吸って何とか二部屋だけは目に付く
ところはきれいになりました。
ガムテープで処理・・・以前ブロ友さんの記事でも見かけた方法です。
広い建物の2階の厨房からホットプレートや湯沸かしポットを取って来て夕食準備開始です。
「鉄板焼きにしましょう」と材料もみな来る途中で調達してきたYさん。
慣れた手つきで野菜や肉のパックを取り出します。
私とNさんはいちおう女性・・・Yさんは私と同い年の男性です。
見ているというのも落ち着かないので切り方などを教わって下準備は女性二人で。
ホットプレートに野菜や肉、メザシなんかものせてジュージュー焼けば出来上がり。
カット野菜を盛り付けた山盛りの野菜サラダ、後は紙コップに注いだスパークリングワインで
カンパ~イ!
生野菜用のドレッシングがなければないで何でもポン酢でいただいて意外にメザシが美味しくて
ハチクの焼いたのもなかなかの美味でした。取り皿は1枚だけで何でも取って超シンプル。
傘が10㎝以上もあるキノコとハチク
焼きながら食べながら飲みながらおしゃべりすればいつもはもの静かなYさんがけっこう話される
のも新発見。標高1400mのここではお酒の酔いが早いとか。
カメムシが這っていようが転げていようが動じない風のNさんにもチョット驚きでした。
「このあと焼きそばにするからね」と言われてももうお腹いっぱい。
いつもはキャンプの手伝いの若いスタッフと食事されることが多いので「今日は計算違いだ」と。
おばあちゃん二人分の食料と若い人用とではそりゃあ違うでしょう。
食事の後片付けでもYさんはホットプレートをウエットティッシュとキッチンペーパーでササッと
拭いておしまい。早い!
片付いたらお茶を入れてデザートはこの地方のこの時期にしかない「ほう葉巻」枝についたままの
ホウの葉で餡餅を包み蒸した郷土食、木曽地方では月遅れの端午の節句にちまきと一緒に作るそう
です。帰る時、私も木曽福島の駅で買いました。
ほうば巻
ここにはお風呂は無いので来る途中の温泉に入ってきて食事が終われば眠るだけ。
もちろんテレビはない。
私もNさんもシュラフで眠るのは初体験です。
寝袋の中に潜って寝るのですが敷布団は無いので一枚余分に敷いてその上に寝てもう一枚を
上にかけて都合3枚使用です。あら、枕がない!
着替えとタオルと借りたシーツを丸めて・・・これで良し!
外は0度近いはずなのにヒーターのおかげで暖かくフリース着たままミノムシみたいな感じで
ぐっすり眠れました。
翌朝は4時過ぎに目覚めてカーテンを開けるともう少し明るくなった雲一つない空に御嶽の頂の
端が木々の上にのぞいています。「今日も晴れた~!」
眺めていると動く影が・・・長いシッポを後ろに伸ばして広場を横切る急ぎ足のキツネです。
カメラを取る暇もありませんでした。
太陽の光がさし始めるとカッコーやウグイスが聞こえます。もっと明るくなると甲高いハルゼミも
鳴き始めて、キツネが通った広場だと思えばなんだか楽しい。
ホットプレートでパンを焼いて目玉焼きを作ってコーヒーとサラダも食べて豊かな朝食。
朝食後はドライブしてスケッチ、昼食は焼きそばパーティー。
ホットプレートで焼そばを作りYさん指導のキューリの即席漬物とハチクとキノコの味噌汁。
「外で食べましょう」とはYさんの提案。さっさとテーブルと椅子を木陰にセット。
窓から料理を手渡しで運べば高原の芝生の上のレストランの開店です。
ここで食べれば焼きそばだって美味しそう。
最高のご馳走は何と言っても爽やかな空気と若葉の向こうに見える御嶽山。
外でランチ・YさんとNさん
夏には経済的に厳しい子供たちを受け入れるキャンプ体験の手伝いもされるというYさんのおかげで
経験のない私たちにはちょっとおっかなびっくりだったロッジでもこれこぞ非日常と楽しむことが
出来ました。
テレビのかわりに鳥の声を聴き若葉のそよぐのを見て過ごすと携帯を覗くのさえ忘れていました。
明日は周辺のドライブなどを・・・
今回の旅の目的地は岐阜県高山市高根日和田高原です。
宿泊するのはYMCAのキャンプ場のロッジ、Yさんがボランティアでかかわられている
施設です。
静かな木立ちの中の施設は夏の間は子供たちの声が響いて賑やかだろうと思える設備が整っています。
テントを張ったりバーベキュー、広場のピザ窯でピザパーティーにキャンプファイヤーも楽しめる
そうです。季節外れの今、私たちが泊まるのは広場に面したチョット古い感じの管理棟。
鍵を開けて扉を開くと暗い中に長靴が並んで奥にはシュラフが山のように積まれています。
Yさんが電源を入れて案内してくれたのは一番奥の部屋。
流し台とテーブルのある部屋と隣の6畳ほどの畳の部屋で「ここで寝てください」と。
宿泊棟
先ずは掃除、5月の連休中にご家族と宿泊されたあとは無人の部屋にカメムシの大群が入り込んで
います。触ったり潰すと臭いのでガムテープでくっつけて処理するようにとテープをもらいましたが
とてもそれでは間に合わない。箒で掃いたり掃除機でガーガー吸って何とか二部屋だけは目に付く
ところはきれいになりました。
ガムテープで処理・・・以前ブロ友さんの記事でも見かけた方法です。
広い建物の2階の厨房からホットプレートや湯沸かしポットを取って来て夕食準備開始です。
「鉄板焼きにしましょう」と材料もみな来る途中で調達してきたYさん。
慣れた手つきで野菜や肉のパックを取り出します。
私とNさんはいちおう女性・・・Yさんは私と同い年の男性です。
見ているというのも落ち着かないので切り方などを教わって下準備は女性二人で。
ホットプレートに野菜や肉、メザシなんかものせてジュージュー焼けば出来上がり。
カット野菜を盛り付けた山盛りの野菜サラダ、後は紙コップに注いだスパークリングワインで
カンパ~イ!
生野菜用のドレッシングがなければないで何でもポン酢でいただいて意外にメザシが美味しくて
ハチクの焼いたのもなかなかの美味でした。取り皿は1枚だけで何でも取って超シンプル。
傘が10㎝以上もあるキノコとハチク
焼きながら食べながら飲みながらおしゃべりすればいつもはもの静かなYさんがけっこう話される
のも新発見。標高1400mのここではお酒の酔いが早いとか。
カメムシが這っていようが転げていようが動じない風のNさんにもチョット驚きでした。
「このあと焼きそばにするからね」と言われてももうお腹いっぱい。
いつもはキャンプの手伝いの若いスタッフと食事されることが多いので「今日は計算違いだ」と。
おばあちゃん二人分の食料と若い人用とではそりゃあ違うでしょう。
食事の後片付けでもYさんはホットプレートをウエットティッシュとキッチンペーパーでササッと
拭いておしまい。早い!
片付いたらお茶を入れてデザートはこの地方のこの時期にしかない「ほう葉巻」枝についたままの
ホウの葉で餡餅を包み蒸した郷土食、木曽地方では月遅れの端午の節句にちまきと一緒に作るそう
です。帰る時、私も木曽福島の駅で買いました。
ほうば巻
ここにはお風呂は無いので来る途中の温泉に入ってきて食事が終われば眠るだけ。
もちろんテレビはない。
私もNさんもシュラフで眠るのは初体験です。
寝袋の中に潜って寝るのですが敷布団は無いので一枚余分に敷いてその上に寝てもう一枚を
上にかけて都合3枚使用です。あら、枕がない!
着替えとタオルと借りたシーツを丸めて・・・これで良し!
外は0度近いはずなのにヒーターのおかげで暖かくフリース着たままミノムシみたいな感じで
ぐっすり眠れました。
翌朝は4時過ぎに目覚めてカーテンを開けるともう少し明るくなった雲一つない空に御嶽の頂の
端が木々の上にのぞいています。「今日も晴れた~!」
眺めていると動く影が・・・長いシッポを後ろに伸ばして広場を横切る急ぎ足のキツネです。
カメラを取る暇もありませんでした。
太陽の光がさし始めるとカッコーやウグイスが聞こえます。もっと明るくなると甲高いハルゼミも
鳴き始めて、キツネが通った広場だと思えばなんだか楽しい。
ホットプレートでパンを焼いて目玉焼きを作ってコーヒーとサラダも食べて豊かな朝食。
朝食後はドライブしてスケッチ、昼食は焼きそばパーティー。
ホットプレートで焼そばを作りYさん指導のキューリの即席漬物とハチクとキノコの味噌汁。
「外で食べましょう」とはYさんの提案。さっさとテーブルと椅子を木陰にセット。
窓から料理を手渡しで運べば高原の芝生の上のレストランの開店です。
ここで食べれば焼きそばだって美味しそう。
最高のご馳走は何と言っても爽やかな空気と若葉の向こうに見える御嶽山。
外でランチ・YさんとNさん
夏には経済的に厳しい子供たちを受け入れるキャンプ体験の手伝いもされるというYさんのおかげで
経験のない私たちにはちょっとおっかなびっくりだったロッジでもこれこぞ非日常と楽しむことが
出来ました。
テレビのかわりに鳥の声を聴き若葉のそよぐのを見て過ごすと携帯を覗くのさえ忘れていました。
明日は周辺のドライブなどを・・・
シュラフでみのむし!
お風呂がない!
お掃除をしてから!
テレビもない!
でも水道と電気はあるようですね(*^^*)
同じ年頃の3人さま。
何だかちょっと今どきできないいい経験をされましたね(*^^*)
?
むかしはホットプレートなくて…焙烙でしたよね(*^^*)
少し若いけれど、ほうろくは知ってます(*^^*)
自然の中で、きっと足も少し回復されたのでは?
次はどんななんでしょう(^^)/~~~
でも、Yさんはほぼ毎月出かけて過ごされているのでこれは日常のようでした。
電気、水道もあります。
水道よりは湧水の方が美味しいんですよ。
ホウロク・・・昔これで炒ってましたね~(*^^*)
夏になると子供たちがここでテレビもゲームもない暮らしを体験して
楽しんで帰るようです。
Yさんが車で連れて行って下さるので脚は大丈夫でした(^o^)/
まるで初めてキャンプに行って、その新鮮さと楽しさを親に息せき切って報告しているような文章ですねぇ~。
読んでいてその光景が浮かんできて、こちらの顔も思わずほころびます。
いい絵が描けるわけですね。
明日の続きが楽しみです ♪
ひろさんたちは、素晴らしいアウトドア体験でしたね!
先ずは、カメムシ退治、庭でのバーベキュー!
そしてシュラフに入っての就寝など・・・
初体験で楽しかった事でしょう!
早朝に起床すると、森の緑、小鳥のさえずりなど
自然一杯の環境のもとで過ごす楽しさ・・・
木々の間から秀麗な乗鞍の峰が見えて
そして、スケッチ・・・
その情景は、目に浮かぶようです。
話したい事いっぱいで省略が出来ません。
いや、これでもかなり省略しているのです。
旅に出れば見るもの聞くもの興味津々のババちゃんなのです。
たった1泊2日の旅行なのに明日もつづきます。
よろしく(#^.^#)・・・7日間の旅はすごいなぁ~・・・
でも子供にかえったような気がして楽しかったです。
テレビも新聞も携帯も見ないで過ごす時間って普段なかなかないですね。
それでも退屈しない自然の中は素晴らしかったです。
私は風景を見るのが大好きなのでいつも何かないかと見回しているだけです。
俳句が作れたらどんなにいいでしょう。
絵と俳句とできたら・・・いずれそのうちに・・・(*^^*)
スケッチの着色の仕方は参考になります。いつも関心を持って拝見させていただいております。
いつも訪問いただき有難うございます。
あこがれの長野にお住まいとは羨ましいです。
我流の絵ですから参考になるかどうか・・・
またどうぞよろしく。