
昨年暮れごろ急に髪の毛が抜け始めて少し薄くなりました。
皮膚科を受診すると原因はわからないがとりあえず「毛染め、パーマを止めてください」と。
炎症を抑える薬をつけてマッサージ、それから3ヶ月半。
毛染めをやめた頭は伸びてきた白髪、毛染めが残っている毛先はこげ茶色と妙な様子です。
抜け毛は少なくなりましたが、新しいのが生える様子もない。
外出には帽子、行事の時はウイッグ(かつら)でカバーしています。
全体が自然な髪になるには今年いっぱいかかるでしょう。
当分帽子のお世話になります。
慣れてきたので帽子も服の色に合わせたりして楽しくなりました。
来年の今頃はグレーヘアー、塩ゴマ頭で、たまには帽子でおしゃれして・・・。
1ヶ月に一度の通院、3月までの女の先生は転勤されて、若い男の先生でした。
「育毛剤は効果あるでしょうか」と聞くと「年齢的に老人には効かないでしょう」と。
私の頭皮を見て「少し赤いね・・・薬持って行きますか」
「少しは良くなるかもと、希望が欲しいので薬はください」と私。
3月までの女医さんは
「運動、マッサージで血行をよくして食事に気を付けると、良くなる方もありますよ」
この答えだとたとえ効果が無くても気持ちは前向きになれます。
帰りの道々、あの先生はまだ若いなぁ~、症状はわかっても患者の気持ちはわかってない。
道端の真ん丸タンポポの綿毛をポンとはじくと、私の独り言と一緒に綿毛はふわふわ
舞い上がって行きました。
3っつばかりポンポンはじいて、風に帽子を飛ばされないように、しっかりかぶりなおして
自転車を漕いで帰りました。
