折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

イチハツとジャーマンアイリス

2018年04月26日 | 日記
   白いジャーマンアイリス 
 

春の終わり頃から咲く見慣れた白い花、私は「イチハツ」だと思っていました。
子供の頃から畑の隅にも、よそのお宅の庭先や線路わきにも咲いていました。
父から聞いたのは「一番初めに咲くで イチハツと言うだでな」と。

ところが最近花屋さんで見た「イチハツ」は全く別物。
ネットで調べると、あらまっ! 私がイチハツだと思っていたのは「ジャーマンアイリス」
普通ジャーマンアイリスと言えば貴婦人のドレスのようなヒラヒラきらびやかな花です。
昔から見ていた、さっぱりした白い花もジャーマンアイリスだったなんて・・・


鮮やかな色のジャーマンアイリス


花が好きだった父ですが、家に図鑑さえない時代、口伝で伝わった名前が父にとっては本当の
名前だったのでしょう。

遠足の芝生広場で見つけた小さな青い花を持ち帰って「これ何?」と聞くと
「これは チャワンバナだ」と。
今では、ブロ友さんの写真の記事で「ハルリンドウ」だと知りました。
でも「ちゃわんばな」の方が懐かしい名前です。

もう50回忌も過ぎた父に話しかけたら「ほうか、別の言い方もあるだわな」と言うでしょう。


  イチハツ ネットからお借りしました

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