相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

死ぬのも感謝と思うようになった

2007-05-18 | Weblog

 関大徹和尚が言ったといわれる『病いは、死んだら治る』という言葉が、解けたようでまだ本当に解けていない。
 「死ぬのも感謝」。
ふと、これでないかと思った。
 淋しい、悲しい、苦しい、切ないという思い。
 生きているからである。
それらは全部、死んだら消える。
 生きているから相場の損が気になる。
生きているから対人関係で苦しむ。
 すべて、死んだら消える。しかし、死ぬのはいやです。
 いやなら、それらを我慢しなければ。
 生きている事の感謝は、日々の苦しみであれば、苦痛に感謝。
日々足るを知るものは仙境なり、足るを知るものは富者。
 近頃、「死ぬのも感謝」と思うようになった。
死んだら楽になるか?というと、死んだ人間にとって、楽も苦もない。
 般若心経は、いい事を言っていると、つくづく思う。


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