相場奥の細道 ~ 為替比較サイトもお勧めの本「先物罫線」「相場の張り方」の筆者、鏑木繁先生の連載コラム~

著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断で行われるようお願い致します。

悪にも日柄がある

2006-05-24 | Weblog
 悪には、悪の時間帯というものがある。大悪、中悪、小悪。それぞれ寿命がある。

 悪は、どこかで発覚する。

 老子は「天網恢恢、疎にして失わず」といった。

 親の代で悪が発覚しなければ、子供の代か、孫の代になって、むくいが大きくなって
襲いかかるから怖い。

 相場にも、ケイ線(グラフ)の横軸があって、これが日柄である。

 ケイ線を読む場合、日柄を重視する。

 積み重ねである。善の積み重ねを積善という。積善の家は栄える。

 悪のほうは、あんなことをしていて、世間様が、よく見逃していると思うことも多いが、
どこかでその帳尻を合わさなければならない。

 毎日見ているテレビのニュースにしても、新聞の悪事露見の記事など、その一ツにすぎない。
本当に怖いのは、目に見えない、天の仕返しである。




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