一宮市議会議員 伊藤ひろみちのBlog

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個人情報が危険

2012年09月04日 | 気まぐれ日記

公務員の給与削減を求める声も多いようです。

世間並の所得に見直していくことも重要です。

しかし、最近、公務員等が個人情報を漏らし見返りを得る事件が目立つようになりました。

国民の情報を集約している国や自治体等で勤務する公務員の生活も、ある程度保障することも重要ではと思うようになりました。


9月補正予算を修正する理由について

2012年09月04日 | 気まぐれ日記

一宮地方総合卸売市場株式会社は、一宮市が資本金を出資する第3セクター方式で昭和56年3月に開設され、現在では総面積43,264.52㎡を有し、一宮市民に日常の食材などを安定供給するため、「卸売場棟」、「倉庫棟」、「関連事業店舗棟」、「サービス店舗棟」、「冷蔵庫棟」などが整備された、卸売業者、仲卸業者、買受人などが取引を行う重要な施設です。

現在の一宮地方総合卸売市場株式会社の株式発行総数は45,000株で、内、一宮市が41,023株(91.2%)、市場内の卸売業者2社(A・B社)、すなわちA社が2,877株(6.4%)と、B社が1,100株(2.4%)をそれぞれ取得しています。

また、一宮地方総合卸売市場株式会社の敷地については、総面積43,264.52㎡の内、一宮市、一宮地方総合卸売市場株式会社、市場内の卸売業者A社の3者で共有する土地が41,474.91㎡(全体の約95.9%)、共有割合は、一宮市が7,122.19㎡(17.2%)、一宮地方総合卸売市場株式会社が21,759.11(52.5%)、市場内の卸売業者A社が12,593.61㎡(30.4%)、その他に一宮地方総合卸売市場株式会社の単独所有が1,446㎡(全体の約3.3%)、地元神社所有が343.61㎡(全体の約0.8%)です。

この度、市場内の卸売業者A社の資産売却により、一宮地方総合卸売市場株式会社の株式の売却申し出を受け、その株式を一宮市が1株14,000円で1,877株(26,278千円)を取得する予算が、平成24年度9月補正予算に計上されました。

本来、一宮地方総合卸売市場株式会社の現状を踏まえると、株式は全体の9割以上を取得しており安定経営が見込まれますが、土地については卸売業者A社の権利分が全体の約29.1%有り、卸売業者A社の土地売却等による将来のリスクが心配されます。

よって、市場内の卸売業者A社と共有する土地の取得を優先するべきと考え、一宮地方総合卸売市場株式会社の株式取得の予算26,278千円を0円にし、財政調整基金積立金に組み替え、土地取得のための資金とするため修正動議を作成しました。

しかし、議会で賛同を得るのは困難なようです。残念です。

税金で株を取得するべきか、土地を取得するべきか、市民の皆様が考える優先順位はどちらでしょうか?