10年前に離婚して古い公営住宅に住んでる
警察にお世話になり昼逃げのように
夫が居ない時間に荷物を持ち出し逃げ込んできた
築40年くらいの静かな集合住宅
最初から住み続けてる高齢者とシングルマザーがほとんど
若い世帯は、早々に出て行かれる
一戸建てを購入されるんでしょう
最近は外国人の方も居ます
中高年の男性もチラホラ
夜勤や不規則な仕事をされてるようで
夕方出かけられたり
明け方戻られたり
日中出て行かれたり
きついだろうなと思います
私の住んでる公営住宅は「低所得者向け」
一般的な収入の方は入居できません
生活保護の方もいらっしゃるようです
みなさん、いろんな事情があります
私はDV避難のような形の入居です
社会の底辺の層の住宅です
古い方はそれなりに年金収入もあると思います
以前は、新興住宅地に住んでて
皆さん持ち家
家を持てる信用のある人達
それなりのお仕事の人達と暮らしてた常識と今の集合住宅の常識は違いはハッキリ感じます
あの頃の暮らしも楽しかったけど
自分の家の中の思い出は辛く
あの場所に戻りたいと思いません
結婚した頃、狭い集合住宅で
一戸建てに憧れ住んだけど
今は、家の憧れもない
低収入だというのもあるけど
しあわせは家ではなく
ただ、心穏やかに暮らせること
それが、私のしあわせです
ここの暮らしは
設備が古く不便なとこもあるけど
家賃が民間の半分以下なので我慢できる
これから、歳を重ねていく身
この３DKがちょうど良い
いろんな物語が
ここの住人の方にあると思います
ここが終の住処になるかなぁ
でも、ハザードマップに引っかかる地区なので
もしかしたら、引越すかも
これからの暮らし方を考えながら
穏やかに暮らしていきます
