↑駄菓子屋さんの商品紹介↑
~「たかさんち」の実践報告(平成14年作成)~
(7)駄菓子屋"の可能性
居場所になり得る"駄菓子屋"を増やす方法
①行政の助成を期待
最近では、駄菓子屋をやりたいと思っている人も増えていて、視察に来る人が多い。ホームページのアクセスも多く、問い合わせや助言を求めるものもある。
自分の敷地にプレハブの駄菓子屋を立て、子育て中の母親も気軽に集まれるようにしたいという人もいれば、ハンディキャップのある子を持つ家族が家を開放して、子ども達が気軽にあそびに来れる場所にしたいという望みを叶えるべく、その地域の人達が訪ねて来たこともあった。
もはや、駄菓子屋は、営業目的から子ども達の居場所としての機能に期待をされているとも受け止められる。
そこで、視点を変えて、子ども達の地域に必要な場所ということで、行政から援助をしてもらえないかと考えている。実際、区役所に足を運び、話を聞いてもらったが、まだまだ、理解されないのが現状ではある。ボランティア精神から「駄菓子屋」をアイテムとして子育てに一役買いたい人に、せめて経費の補償があればと願う。売上だけでは到底維持できるような時代ではないからだ。
②児童館や公園に駄菓子屋コーナーなどを
お菓子を食べながら、おしゃべりをしたり、交流を図るのもひとつの「あそび」と言える。お金の使い方や、社会のルールも指導できる。児童館や公園に駄菓子屋コーナーを設け、行政の管轄で駄菓子屋をやるのもひとつの手ではないかと思う。
また、月に何回か行政のスペースを開放している地域もあり、そんな時にみんなで駄菓子屋をやって、そのまわりで、あそぶのも楽しい試みではないかと思う。
③大手チェーン店にもぬくもりを
一見、大手チェーン店は増えているように思えるが、子供によると、「10円のお菓子が20円で売られているよ」などという情報もあり、いわゆる子ども達が集う駄菓子屋とは違い、子どもの客離れも見られ、なかなか苦戦しているという状況もあるようだ。
ある大手駄菓子屋チェーン店では、今後の対策に地域とのコミュニケーションを取り入れていきたいとの発言もある。こういった駄菓子屋の広い店舗の片隅で、紙芝居や人形劇(学生のサークルなどやりたい人はけっこういる)を行い、駄菓子を食べながら、みんなで楽しむ、駄菓子を売るだけでなく、子ども達に何か夢を与える、そんなノウハウを伝えていけたらと思う。
④子供達の発想、情報、エネルギーを生かす
駄菓子屋自身を減らさない方法も考えている。例えば、駄菓子や、おもちゃの製造元にコンタクトを取り、専属のモニターとなること。新製品を送ってもらって、子供達に意見を聞いたり、こういう商品があればいいなということを考えてもらったり、今はこういうのが流行っているよなど、子ども達の生の情報を、定期的に伝える。モニター会議を持つことや、アンケートを実施して、アイディアを提供する代わりに、謝礼をもらえれば、駄菓子屋の経営も潤い、子ども達の考えも、生かされ、良い商品が生まれ、子ども達も社会のしくみが勉強でき、企業のためになるのではないかと思っている。「子ども達の居場所」から「生かせる場所」への期待も膨らむ。
⑤デパートの屋上を駄菓子屋にする
今や閑散としているデパートやスーパーの屋上にぜひ、駄菓子屋を作りたい。自然を感じながら、お菓子を食べたり、紙芝居などのイベントを行ったり、親の買い物を待つ時間、子どもだけで、少ないお金でも買い物を楽しめる。子ども好きな、販売人と会話したり、屋上なら交通事故などの心配もないし、新しい子ども達のたまり場になるのではないだろうか。機械の遊具の変わりに、公園のように緑でいっぱいにし、のんびりのびのびした環境になればなおさらいい。
*あそびと駄菓子屋「たかさんち」は、令和3年4月で、開業24年目を迎えた。これを機に実践報告書(平成14年)より抜粋し、№1~10としてブログで公開。㊟平成14年作成のため、現在(令和3年)と異なる状況や思いあり
『駄菓子・屋業界勝手に活性化プロジェクトのお知らせ』
あそびと駄菓子屋「たかさんち」は24年目を迎え「駄菓子屋が未来を救う」をテーマに、感謝を込めて、駄菓子屋はもちろん駄菓子メーカー、駄菓子問屋など、駄菓子屋業界を陰ながら盛り上げようと思い、地味に地道に『だが活』を勝手にスタート中!
第一弾「駄菓子屋を知ろう!」として
1.あそびと駄菓子屋「たかさんち」(SHOEHORN制作)動画を3本紹介!
①ショートバージョン:動画はこちら→コマーシャルver
②人気駄菓子・駄菓子屋の良さ、魅力など:動画はこちら→プロにきく
③駄菓子屋を始めた訳と子どもの居場所:動画はこちら→現場の事例
2.あそびと駄菓子屋「たかさんち」の実践報告書(平成14年時)をブログで紹介中。
まずは、たかさんちを通じて、駄菓子・屋、子ども達を知る・興味を持つきっかけになれればと思います。
*あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページもご覧ください
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あそびと駄菓子屋「たかさんち」ブログ紹介
⓪駄菓子屋日記open当時~(ブログ掲載2018年5月~2019年8月)
「1998年~2005年のたかさんち日記をリバイバル」
①駄菓子屋目線(2006年1月~2007年3月)
「たかさんちを始めて感じた子どもたち」
②17文字の子どもたち(川柳)(2007年8月~2008年12月)
「たかさんちの子どもたちの様子を川柳で表現!」
③駄菓子屋の詩(2016年8月~2018年1月)
「たかさんちの思いを詩で綴りました!」
④「駄菓子屋」名言・格言・珍言(笑)(2020年5月~2020年3月)
「店での子どもたちの会話から出た心に響く名言・格言・珍言」
⑤「たかさんち」実践報告書(2021年4月)
「あそびと駄菓子屋「たかさんち」実践報告書(平成14年時)№1~10+α
⑥「たかさんち」セレクト集+α(2021年8月~2022年1月)
「たかさんちのブログを凝縮!」
⑦だがるだじゃれ(駄菓子+かるた+だじゃれ)(2022年8月~9月)
「だじゃれ?かるた?カタログ?」で駄菓子商品を楽しく紹介!
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◎あそびと駄菓子屋「たかさんち」→ホームページ
◎あそびと駄菓子屋「たかさんち」動画を3本紹介!
①たかさんちショートバージョン:こちら→コマーシャルver
②たかさんち人気駄菓子・駄菓子屋の魅力など:こちら→プロにきく
③たかさんちを始めた訳と子どもの居場所:こちら→現場の事例
◎たかさんち人気商品ベスト3
「第一位 サッカースクラッチ:くじ付きだよ」