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駄菓子屋学~ほっこり「たかさんち」

元祖子供の居場所を意識したあそびと駄菓子屋「たかさんち」の25年の軌跡とだが活等!

子供語録1「おごって」

2006年01月01日 | 駄菓子屋

さて、質問です。

○あなたが駄菓子屋の店番をしていたら、子どもに「おごって!」と言われました。

何と答えますか?

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①「ここは、買うところ。おごるところじゃないよ。」(正統型?)

②「同じことを他の店でも言ってごらん。」(提案型?)

③「いいよ。100円くれたらおごってあげる。」(ノリツッコミ型?)

などなど・・どんな返しが思い浮かびましたか?

子どもといっても、年齢や顔なじみかどうか、子どものタイプによっても答えは変わるのではないかと思われます。「たかさんち」では、たくさんの引き出しを持って、その時に1番良い(おもしろい)と思われる返事をしています。

①は、どちらかというと基本的なルールをわかってもらう。

②は、子ども自身に自分の言っていることの意味を考えてもらう。

③は、子どもの言うことを1度受け入れて、ギャフンと言わす。

基本的には、③が好きです。ほとんどの子は冗談で、コミュニケーションの1つとして安心して色々なことを言ったり、聞いてきたりします。

大抵は、「100円か~」と、あきらめるのですが、中には、「1000円くれたら100円あげるよ。」と、乗ってくる子もいます。もちろんこちらは、「じゃ~1万円くれたら1000円おごってあげるよ」と、負けずに続けます。

最後は、笑顔で1つの遊びが終了となります。

子ども達はお笑いが大好きです。特に今のお笑いブームの「乗り突っ込み」が、心地良いのだと思います。

自分の言ったことをたとえ間違っていてもすぐに否定されず、1度受け入れてもらえる喜び。1度自分を認めてくれた安心感から次に来る「正しいであろうと思われる教訓」もなぜか素直に聞く気がしてきます。

「生協の白石さん」のコメントが、その良い例だと思っています。

子ども達は、質問やおしゃべりが大好き。好奇心旺盛で、知りたいこと確認したいことがたくさんあって、日々、相手の反応や真実を求めています。それが成長に繋がる、楽しい学び方なのかも・・と思ったりします。

 


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