この広い世界を。

可愛い歳月。
思ったことの記録。

そして輪廻の果てへ飛び下りよう。

2012-07-10 15:12:59 | LOVEと絶望の果て。
   

   ・全部それでいいよ 君はおてんとうさま

   ・平気な顔でかなり無理してたこと 叫びたいのに懸命に微笑んだこと 朝の光にさらされていく

   ・ダメなことばかりで 折れそうになるけれど
    風向きはいきなり変わることもある ひとりで起き上がる

   ・めずらしい生き方でもいいよ 誰にもまねできないような

   ・迷いもがいてたんだろう「あたり前」にとらわれて

   ・終わりと思ってた壁も 新しい扉だった

   ・暖めるための火を絶やさないように 大事なものまで燃やすとこだった

   ・ずっとまともじゃないってわかってる

   ・青春生き残りゲーム

   ・不細工な人生を踏みしめてる ヒラメキで踊り狂うサルのレベル

   ・君を歌うよ 小さなことが大きな光になってくように




チェッカーズ、小沢健二につづき、再びだけど新たにスピッツが大好きになり四六時中聴いています。

考えすぎて行き詰まっちゃっていたときに、
たまたまYouTubeで聴いたスピッツに新しい風をもらったのがきっかけです。

上に書いた言葉は、素敵な風をくれたスピッツの歌の言葉たちの一部。



すっかり好きになってしまってずっと聴いてたら、
ふとなんだか妙な感覚になるのに気づいたんです。


たとえていうなら、蜘蛛の巣にひっかかった虫みたいな気分(笑)

変な意味じゃなくて、生も死もあきらめたような、
もっと大きなうねりのようなものに身を任せていっかなーって気分。



ボーカルの草野マサムネ氏のふわふわと空間に溶けてくような声も魅力的ですが、
彼の紡ぐ日本語もまた大きな魅力のひとつ。(日本語好きにはたまらない)

言葉が入り口になっていて、そこを開くと宇宙的な広さの世界観が広がっています。


こうゆう分かりづらいのって大好き!

そして気になる歌詞はほんとにたくさん!



例をあげてみると、
ロビンソン以前の「青い車」という歌では、


  生きるということは 木々も水も火も同じことだと気づいたよ

  そして輪廻の果てへ飛び下りよう 終わりなき夢に落ちて行こう


(わたし解釈:
生きるということは、木々も水も火も同じことだとわたしは気づいていないのですが、
世界は思いこみでできているとわたしはおもっています。
素敵なことにつながっていくような思いこみならよいのですが、
苦しいのにやめられない思いこみもあるのではないかとおもっています。
永遠に続くような時間のなかで、
もう空気のようになってしまって「思いこみ」という意識さえなくなっている。
受け継がれて繰り返されてゆく生きてくうえでの不都合な考え方や思いこみ、
そのサークルからヒョッと抜けたとき、無限大のどこかに辿りつくのではないかな)



アルバム『隼』に収録されている「8823」(←ハヤブサと読みます)、


  君を不幸にできるのは 宇宙でただ一人だけ

  簡単なやり方でいいよ ガンダーラじゃなくてもいいよ
  愚かなことだって風が言う だけど

  君を自由にできるのは 宇宙でただ一人だけ


(わたし解釈:
ほんとうの意味で自分を不幸にも自由にもできるのは、
宇宙でたったひとり、自分自身だけ。
わざわざ難しい方法じゃなくて、
愚かだって人にも自分自身にも言われるかもだけど簡単な方法で)



と、こんなように勝手に解釈をつけて、
自分の世界をひろげていく遊びは楽しい。


あ、スピッツを好きになると、
なぜか自分の変態性を見いだすハメになり、それが快感になります(笑)