極☆ヒロ

ヒロシの徒然なるおバカ日誌です。

陣痛

2006-02-02 | ケイコの初めての妊娠・出産
これは出産した時に病院でメモ帳に書いていた記録を後日した日記です。



朝6:45下腹部の痛みで目が覚める。いつもの前駆陣痛?それともいよいよなのか?

とりあえずヒロシには普段通り会社へ行ってもらう。
その後も15分毎に痛みが続き、8時頃にトイレに行くと出血・・・おしるしが来たという事は
いよいよ本当の陣痛らしい。
やっとご対面出来るかと思うと不安よりも喜びでいっぱい。
一応、入院荷物のチェックをして入浴を済ませた。
午後から遊びに来てくれる予定だった義妹に連絡をしたところ、すぐに来てくれる事になった。
その後もトイレに行くと出血があったので一応病院へ連絡すると「10分間隔になったら
来て下さい」と言われる。
義妹が来て母と3人で出前を取って食べた。
すると陣痛がどんどん強くなり10分間隔となって、2時頃に義妹の車で病院へ向かった。

病院へ着くとそのまま入院となった。
家を出る時はとてもワクワクしていたのにいざ入院となると緊張した。
NSTをすると陣痛はもう5分間隔になっていたが子宮口は1cmしか開いておらず
産まれるのは早くて明日の夕方だろうと言われる。
ここから長い長い陣痛との戦いが始まった。

そのうちヒロシが到着。顔を見て気持ちが少し落ち着いた。
長期戦になりそうな為、母には一旦帰ってもらい夜はヒロシに付いていてもらう事にした。
陣痛は依然5分間隔のまま痛みだけがどんどん倍増し、時間も長くなって行く。
子宮口が開きやすくなる注射をしてもらった。
痛みで“ヒーヒーフー”の呼吸法なんて出来たもんじゃない。
腰が張り裂けそうに痛くて大きな声が出てしまう。
声を出すと体力を使ってしまうと言われても出さずには耐えられない。
陣痛の後には吐き気がしてその度にもどしてしまう。

ヒロシは陣痛の度に腰を押してくれ、合間にはマッサージをしてくれた。
少し痛みが和らぐのでありがたい。
陣痛の合間だけが生きた心地のする時間だった。それでも次の波が来るのが恐い。
膀胱を刺激される為かトイレに行きたくなるのだが、トイレで陣痛が来て動けなくなる。

何度か内診をしても依然子宮口は開かない。こんなにも陣痛は激しい痛みなのに。
内診台の上に上がるのも辛い。
体がどんどん疲れて行き陣痛の合間にウトウトするようになった。
それでもまた陣痛は襲ってくるのだけど…。

朝方になるとヒロシの疲れも見えて来た。
一晩中、私のマッサージをしてくれていたのだから当たり前の事だ。
ヒロシは私の体を心配して帝王切開を希望しようと言い出した。
でも私は今までの頑張りを無駄にしたくなくてまだ頑張りたいと答えた。
自分がどんなに苦しくても出来る事なら普通に産みたい。
我が子の誕生を夫婦二人で迎えたかったし、産後すぐに子供を抱きたかった。
ヒロシの心配する気持ちはよく分かったけれど、ネガティブに感じて少し辛かった。
ただただ頑張れと言って欲しかった。

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