濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

おもちゃ病院かにin桜ヶ丘

2016-06-25 19:16:18 | おもちゃ病院
我輩は可児市民でありながら「おもちゃ病院かにin桜ヶ丘児童センター」参加は初めてです(爆)
※今まで業務や自治会などに時間をとられたのも大きいですが。

自宅を出て30分後に現地到着。可児市は東西に長いし途中広見で混雑するため時間がかかりました。
訪れた桜ヶ丘児童センターは可児市の児童館では一番設備が整っている感じでした。さすがはベッドタウンというか住宅地だけあって集まる児童の数もそこそこ多かったです。

九時半の開院と同時に結構な数の依頼が来て、受付ドクターが診察後に書くドクターへの分配が始まりました。

まず我輩に廻ってきたのは競馬のファンファーレ、音が鳴らないとのこと。
電池を外して電圧をあたると正常、しかし接続すると電圧はゼロ…分解してしばらく配線を追ったのち、原因は電池の接続方法にあったと判明。ひとつを裏返しにしたところ正常にファンファーレが鳴りました。
※ふたつある電池ボックスのうち、ひとつは通常のボタン電池の入れ方と逆でした…普通はへそ側から入れるので、背中側から入れる発想はなかったというか。
二つ目はお尻を振ってハイハイするミッキーマウス、動作不良とのこと。
最初はバネが弱いだけかと思っていたら…調べていくうちに軸がスベッて空回りしていることが判明。瞬間接着剤で軸固定を試みるも失敗、修理不能返却と相成る。経年劣化したものは難しいですね。寿命である旨伝えました。
三つ目はトミカやまみちドライブ、お決まりのギア割れで空転してました。
自分の保有するピニオンギアを装着して無事復活。日本おもちゃ病院協会から購入した部品が役に立ちました。

十二時前に終了・撤収。本日は14件、うち4件が入院預かりとなりました。
この活動は子供たちの喜んだ姿・笑顔が我々ドクターの心の糧であります。こんなことしかできない技術屋集団ですけど(だから子育てとはいえ限定的である)それでも喜んで頂ける相手がいればいいですよ。
ついでにいうなら、おもちゃ病院はドクターのボケ防止。認知症予防のつもりでやっていれば健康にもなれますよ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿