濃飛樹脂軌道

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パソピアIQ(HX-20)を分解!

2016-12-31 14:56:56 | 電子・IT
当ブログにおいて時折「IQでポエム」関連のヒットが見られるので、手持ちMSX「パソピアIQ(HX-20)」を分解してみました。
まずは分解前の画像、上面と後部。左右は写していません(爆)

ネジで簡単に開きました、こんな感じです。

続いて各部分を撮影、まずは電源関係です。

電源はAC100Vからスイッチを経て電源トランスで変圧、電源基板で直流へ変換してからメイン基板へ。
電源基板にオプションであるRS-232C端子や基板をつける穴が開いていました。RS-232C基板を買ったところで恐怖の半田付けが待っているので決して簡単ではなさそうです。

メイン基板。ROMは東芝製であろうと推測されるも、CPUはSHARP製のZ80A…RAMやロジックICなど小さなICもなぜか日立製が使ってありました。期待を裏切られた感じですが(爆)メーカーの得手不得手があるので致し方なし。

スロット1部分のアップ。リミットスイッチは電源ON時にカセットを抜き差しするとリセットが掛かる仕組み。逆にスロット1をあけておけばリセットボタンの代わりになります(笑)。

こちらは映像・音声出力部。スカスカな基板ですがRGB21端子のないこの機種では使っていないだけ。
特筆すべきはPSGステレオ出力切替スイッチがあること!東芝独自です。
そして今となっては使い道のないRFモジュレーターが乗っています。
…ざっとこんな感じ、撮影が終わったあと早速元に戻しました(笑)

HX-20の内蔵ワープロソフト「漢字君」の通信機能はRS-232C機能を内蔵していないと使えません。試しにアスキー製MSX-SERIAL232を挿しても「通信機能:できません」と出ました。
単体の「漢字君」を持っている方のレポートが欲しいです…RS-232C内蔵機種じゃないとダメですか!?(例:東芝HX-22/23F,ビクターHC-90/95,ヤマハYIS805,三菱ML-G30など)。


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