濃飛樹脂軌道

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プラレール故障の原因

2016-01-14 20:20:01 | プラレール・鉄道
今までいろんなプラレール動力車のジャンクを見てきました。
プラレール収集家として、転身しておもちゃドクターとしても、色々ありましたねぇ。
その中でも特に多い故障パターンを紹介します。

1.きかんしゃトーマスシリーズが動かなくなった…配線・接触などの電気回路不良
実はこれ、よくある話です。しかもウンともスンともいわなければ多くは電気回路の故障です。
特にヘンリー・ゴードン・ジェームスなど、炭水車のある機関車は大抵連結器の中にある電線が切れています。
おそらく子供が振り回したんでしょうね…危ないったらありゃしない(爆)
でもその前に、子供が玩具を振り回さざるを得なくなるほどストレスを溜め込ませている可能性もありますよ?それに気づいてください。
※壊れたおもちゃが家庭内の問題を物語っている危険無きにしも非ずですね。劇的ビフォアアフターじゃないけどさ。

2.音はするけど動かない
普通の電車に多いのが、ギアが割れて空回りしているパターンです。(トーマスシリーズはクラッチでわざと空回りさせるパターンがありますが)
ギアの構造上(心棒へ圧入している)樹脂の経年劣化で割れるのは致し方のないことです。
これは日本おもちゃ病院協会に登録されているおもちゃ病院ならば大抵治せます。それだと思ったら必ず開催日と時間の確認を!!

個人的に意外だったのは、砂場でプラレールで遊ぶパターン!!(笑)
音がカリカリしてすぐ止まった場合、異物の混入がありますが…それが砂だらけだったこともありますよ。
どうみても砂場で遊ぶ子供の仕業しか考えられません!!きかんしゃトーマスシリーズだと子供の感情移入からこうなるのかなぁ。
もし自分が子供だったらやりかねませんが…そう考えると親の躾の問題もあるかもしれませんね。プラレールを外で遊ばせないとかしないとこんなことにはなりませんからね。

3.電池の端子が錆びた
電池が切れたまま抜かずに放置していると、アルカリ電池のアルカリ液が漏れて端子を腐食させてしまいます。
理由は簡単、過放電で内部のガスが発生、そのガス圧を逃がす穴から液も漏れていく仕組みです。
我輩もお気に入りの電車を一両台無しにされたという、悔やみきれない過去があります(自爆)
これも程度が軽ければ端子を磨く程度ですぐ直るのですが、重い場合は端子を作り替える必要があるため時間が大幅にかかってしまいます。おもちゃ病院だと入院になるケースが多いのでご注意を。

ざっとこんなところです。
…文面だけで説明するのは疲れますねぇ…でも最近そんな画像をあまり撮ってないので苦労しとります。


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