日本発!歯と足指外来!
とは標榜してませんが
今日年配女性の患者さんが膝が痛いとおっしゃってたので
治療のあと足を診て差し上げました。
あまりのむくみで靴下の履き口のゴムの上下でヒョウタンのような形になっていました。
自作の調合アロマオイルで足指からアキレス腱にかけてリンパマッサージを施術しました。
患者さんは「お医者さんでは膝が痛いといったら膝に注射と湿布しかしてくれん。
もう、この治療で何十本も注射したけどいっちょん治らん!足指が悪かったとね!
気持ちよかった~!」といってくださいました。
フットケアの専門知識を得てよかったことがあります。
「足指と歯は人間の体の中で消耗パーツである」ことを知ったことです。
もちろん歯磨き、定期メンテナンスにより
80歳で20本の歯を残すことが出来るようになりました。
しかしです。
人間は食べ物を食べ続けないと生きられないので
歯は食べれば食べるだけ酸にさらされて溶けていくことになります。
つまりもともと歯は溶けてなくなる運命にあるということです。
そこで歯を守るため専門家が配属されたのです。
足指はどうでしょう。
足の専門家というとしいていえば整形外科でしょうか。
最近になって足専門とはいわずも
外反母趾専門と標榜する整形外科医はみかけたことがあります。
足をみてオーダーで靴を作ってくれるお店も目にしますが
足指のトラブルをみる専門医はあまりいないのが現状です。
私が知る限り博多のみらいクリニック内のリウマチ&フットケアセンターくらいでしょうか。
しかし足指は100人いて100人健康な人はいないと言われるほど
トラブルを抱えているといいます。
人間は死ぬときは立てなくなって死んでいくことを考えると
足指は消耗パーツといえるのではないでしょうか?
とくに足を酷使してきたスポーツ選手は相当トラブルを抱えているそうです。
私のクリニックにはそういう人は来ませんが
中高年の女性の方にはむくみにより足指の形が大きく崩れている方を多く目にします。
足のトラブルは冷え症につながります。
そして病気が全身へ波及していくことになります。
これは歯の病気が全身へ波及する進行過程にそっくりなのです。
何度も申し上げますが足指の専門医は数えるくらいしかいないのが現状です。
もっと小さい子供の時から正しい足指の知識と
靴や靴下などの履物の知識を持ち合わせておくことが
健康づくりのためにとても重要です。
詳しいことが書いてある書籍があります。
「足の指」まっすぐ健康法 (KAWADE夢新書) | |
松藤 文男,今井 一彰 | |
河出書房新社 |
平野歯科クリニックでは足指相談会を行っています。
お気軽にご相談ください。
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