あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

川越の町には観光客で溢れていました。

2009-06-13 15:15:20 | 日記
川越の有名な蒲焼の店前

蒲焼を商う店は名水といわれる豊富な水が不可欠です。
ですから蒲焼屋は、自慢の名水を看板代わりにするのですね。
ここでも錦鯉を飼育していました。
子ども連れはけっこう楽しんでいるようです。
そして、ここでも一時間待ちを客も楽しんでいました。

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今日の万葉集

大滝を 過ぎて菜摘に 近づきて 清き川瀬を 見るがさやけき

景色を写生しただけなのに、その当たり前を当たり前に写生することの心地よさを歌っている。
いいですね。万葉集のあっさり感は、おいしい五万をタンアンだけで食べている。
そう、塩おにぎりの触感に似ている。そう、それでいいのだ。

最近、出かけるときは万葉集(岩波文化・訳がないので半分以上は十分に読み取れません。)をカバンに突っ込んでいます。
そういえば、孤島に流されたとして、一冊だけ持ち込みが許されるとしたら・・・
そんな質問を受けたとき、その回答の中で一番多かったのは「万葉集」という話を思い出し
最近の私も「万葉集」かなと思いました。
日本人の自然観、人生観、
そんなものが凝縮されていて
自分もこの中に入っている。
そんな安心感があるのですね。
万葉集を知らないということは
自分を知らないこと同じことだ。
大げさかもしれないけれど
案外当たっている。

さあ、ぼちぼち


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川越に出かけました。
単線で待ち時間の長い典型的なローカル電車です。
川越は、「つばさ」(実のところテレビは見たことがありません。ですから、内容も分かりません。)
川越が舞台だという影響でしょうか、
いたるところにポスターを貼ってあります。
応援の勢いを感じます。

私が川越を訪ねたのは、今日で五回目くらいでしょうか。
写真のポイントも少しだけ分かりました。
この街には、寺社もたくさんあり、徳川ゆかりの寺社もありますが
絵になりそうで、絵にならない。
それが川越の寺院の印象です。
そんなことで人間味溢れた商店街を中心に写真を撮りました。
街中の蔵の雰囲気や蔵に模した商店などがごちゃごちゃで
それが面白いし
便乗土産店のあやしげな雰囲気も面白かったです。
でも、それだけです。
歴史に関心があれば、もう少し勉強したのでしょうが
それはまだしていません。
蔵の街を歩き、駄菓子を商う横丁を覗き
写真を撮りました。

まあまあかな
市街地の食堂はどこもいっぱいなので
駅まで戻り
駅にある、当たり前のとんかつ定食を食べまた。
そして、5分以上の待ち合わせを5回ほどやって
戻ってきました。
そこそこ近いの電車距離は長い。
そんな感じですかね。
ちょっと疲れただけという感想でした。
写真も横着しているから
最近は、楽しい写真も撮れていない。
まあ、いいか。



柳小柳片荷は涼し真桑瓜    芭蕉

2009-06-13 05:47:43 | 日記
高幡不動

五重塔とあじさい
ちょっとカメラマンの真似をしてみました。
それも面白いかもしれませんね。

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朝日俳壇でみつけた投稿句

目に青葉眼鏡かけては外しては  長内禎希

こののような遊び心に満ちた句がいいですね。
ファミレスで新聞を読んでいたら
この句をみつけました。
新聞を破ってしまっておいたのですが
どこにしまったのか忘れてしまい
そのままになっていたのですが
尾崎放哉の評伝にはさまっていました。
ホームレス歌人の短歌も一緒でしたので
アップします。

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辞書持たぬ歌作りゆゑあやふやな語句は有隣堂で調べる  公田耕一

お元気でしょうか。
仮名遣いを見るとけっこうの落としのように思われます。
新しい展開は期待できないのでしょうか。
投稿を続けてほしいですね。

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今日の芭蕉

柳小柳片荷は涼し真桑瓜    芭蕉

思わす「これだ」と声を出してしまった句
柳小柳が懐かしい。
押し入れの中にしまってあったことを思い出します。
今でも茶箱を使う家庭があるといますが
昭和の時代は柳小柳(やなぎこり)ですね。
それと真桑瓜が懐かしい。
私の知っているのは鮮やかな黄色のものです。
地方によって呼び方が違っているかもしれませんが
夏には八百屋に並べてありました。
庶民の食べ物でした。
懐かしい食べ物ですが昭和30年以降
見当たらなくなりましたね。

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朝の風

今日は川越に出かけるつもりです。
花の写真ばかりではどうしようもない。
何か新しいもの
橋の見える風景
暖簾のある風景
あれこれアイデアは浮かぶのですが
そこまで根性がない。
とりあえずでいいじゃないか。
そんなことで
毎度おなじみの川越
そんなことなのです。
裏道を楽しむのもいいかもしれません。

でも、出かけた途中で電車を乗り換えるかもしれませんね。
まあ、いいか。