★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

北海道家庭学校の礼拝堂

2024-07-15 06:00:00 | 福祉関連の記事
 開成高校天文同好会OBのzappa さんと一緒に遠軽町まで行ってきました。

 行き先を遠軽町にしたのは、1936年(昭和11年)に遠軽町で使われた反射望遠鏡の追加調査をする私の都合で、無事に調査を終えたことは前回のブログ記事 【 4回目の遠軽町訪問で反射鏡の追加調査 】に書いたとおりです。

 2024年7月10日(水)7時半に札幌を出発。
 11時に遠軽町に到着。13時から遠軽町教育委員会と遠軽郷土館での調査を終え、15時前に遠軽町郊外の北海道家庭学校へ2度目の訪問をしました。調査に協力していただいた社会教育課長の中南さん、遠軽天文同好会副会長の森田さんもご一緒していただきました。

 校舎を訪ねると前回の訪問時にお世話になった副校長の清水先生は遠足の付き添いで不在でした。

 森田さんの案内で広い敷地内を礼拝堂の方に向かって4人で歩いて行きます。

 空気が美味しく新緑の木々で心が洗われるようです。左奥が礼拝堂です。

 森田さんは、ここに開設された学校「望の岡分校」の初代教頭先生だったそうです。どおりで施設内のことにお詳しい訳です。


 この礼拝堂が北海道有形文化財の指定を受ける際に中南課長さんはスタッフとして関係機関との調整に尽力されたそうです。学芸員よりも詳しい説明に納得です。
 

 建物内に入ると私が卒業した小学校の木造校舎をフッと思い出しました。木造建築の匂いが遠い記憶を蘇らせてくれたと思います。zappa さんが前を向き厳かな雰囲気に浸っています。
 なお、内部を撮影した画像はブログ掲載の了承を北海道家庭学校さんから7月12日(金)に電話で得ています。


 私が通学していた頃の青森市立筒井小学校の木造校舎です。卒業記念アルバムから複写。この校舎は1908年(明治41年)に建てられていて、私が卒業したのは1966年(昭和41年)3月です。


 礼拝堂から出た後は、1936年の皆既日食観測隊が宿泊した建物(現在は診療所になっています)と、観測に布陣したと思われる場所を森田さんに教えていただきました。


 1914年(大正3年)に設置された北海道家庭学校は439ヘクタール(130万坪)東京ドームの93倍という広大な敷地を有し、現在は社会福祉法人になっています。以上、同校のHPから引用。

 ここで同行していただいたお二人にお別れを伝え、遠軽の道の駅「森のオホーツク」へと向かいました。

 zappa さんと足湯に入った後、お土産を購入。

 遠軽の道の駅でzappa さんはチーズを、私は発酵バターを購入。いずれも家庭学校で学ぶ子供たちが作ったものです。

 札幌に戻ったのは19時過ぎ。往復で532kmの走行距離でした。4回目の遠軽訪問で初めて有料高速道を往復利用。そのせいか、燃費は22km/Lと一般道を使ったときよりも3km/Lほど低下しました。

 北海道家庭学校の見学、1936年の皆既日食で使われた望遠鏡の調査、それに加えオヤジ2人の取りとめない会話が運転中も続き眠くもならず、とても有意義で快適なドライブとなりました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4回目の遠軽町訪問で反射鏡の... | トップ | 2024年7月13日のオルバース周... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿