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★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2025年7月に「はてなブログ」へ引越し予定。

明け方の月(2025年6月20日早朝)

2025-06-25 06:00:00 | 天体の記事
 調べたいことがあって夜更かしし、そろそろ寝ようと窓から外を見ると、空がすでに明るくなっていました。月が見えていたので、寝る前にお月見することに。

 6月20日(金)2時40分に自宅屋上のスライディングルーフを開け、口径15cm屈折望遠鏡をスタンバイ。昨日の6月19日未明が下弦の月でした。

 口径15cm70倍で見る月は大気の揺れがやや大きいものの、久しぶりのお月様をムーンウォーク。接眼鏡を外しミラーレスカメラを装着し撮影開始しました。


 PM2.5の影響でしょうか、薄明が始まった空がやけに濁っていて、月の色がオレンジっぽいです。カメラの色温度を5000Kに設定し2時54分に直焦点撮影。


 色温度を4500Kに変え2時55分に撮影。


 色温度を4000Kで2時56分で撮影。

 私は3枚目のモノクロモードのような色調が好きですが、皆さんはどうですか?

 金星をちょっとだけ見て屋上から撤収したのは3時10分。空はかなり明るくなってきました。気温は17度。

 身支度して寝ようとすると、3時からのNHKラジオ深夜便で懐かしい昭和の歌が聞こえていたので1時間ほど聴いて4時に就寝。おやすみなさい。
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高級ブランデーを頂戴しました(2025年6月)

2025-06-24 06:00:00 | 札幌開成高校
 高校の後輩から高級ブランデーを頂戴しました。そのきっかけは5月に遡ります。


 2025年5月に私が那覇空港のラウンジで飲んだウィスキー「碧 AO」が美味しくて、沖縄から戻りそのウィスキーの値段を調べたところ6,000円もしました。高価すぎて買うのを断念。


 安価なサントリー角瓶を購入し、自宅でちょくちょくハイボールを飲んでる話を後輩にしたところ、後輩の自宅に遺品のブランデー類がたくさん残っているので差し上げますよという有難いお話。


 お酒が好きだったお父様の遺品の一部です。居間のキャビネット内には高級ウィスキーなどがまだたくさん残っていました。

 頂戴したのはブランデーの一種のコニャックで「 CAMUS NAPOLEON 」1本です。献杯して美味しく飲ませていただきますね。
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レグルスと火星の接近(2025年6月18日)

2025-06-23 06:00:00 | 天体の記事
 しし座のレグルスと火星が最接近したのは6月17日(火)です。その日は大気の透明度が著しく悪く撮影を断念。

 最翌日6月18日(水)も透明度が悪いものの、前日より少しだけいいようで天頂付近の3等星が何とか見えます。テレビの気象コーナーのお兄さんがここ数日はPM2.5の影響かもしれないと語っていました。


 火星とレグルスの色の対比がしやすいように望遠レンズで20秒間の固定撮影をしてみました。撮影時における両星の角距離は0.85度。前日の同時刻だと0.75度なので、1日間の変化はほんの僅かです。


 しし座を形作る星並びがわかりにくいので線で結んでおきました。
 この日も大気の透明度が芳しくなく、天頂付近の3等星がようやく見えるといった具合で、撮影しても光害と透明度の悪さで星の写りが良くありませんでした。最近、夜空が暗い郊外での星見をしていません。
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夕方の水星(2025年6月18日)

2025-06-22 06:00:00 | 天体の記事
  【 水星を見た6月17日(火) 】に引き続き、6月18日(水)にも水星を観望しました。前日よりも少し透明度が良くなったようです。


 日没8分後の19時25分に水星を口径15cm屈折望遠鏡の視野に導入しました。その様子をスマホで19時29分に撮影。


 口径15cm屈折望遠鏡+XW3.5mm接眼鏡+スマホで19時33分にコリメート撮影した水星です。水星の地平高度は11.6度と低く、大気の色収差の影響で上が青く下が赤く滲み、スマホの撮影特性の影響も強く出て「光の三原色」のようです。2025年6月18日19時34分に撮影。


 1枚目の画像を大気の色収差を軽減させるRGB色補整処理をしてみました。水星の輝面比69%の形状が少しだけ確認できるでしょうか。
 眼視で200倍で見る水星は、まるで月齢9から10のような形状をしていることを確認できますが、スマホのコリメート1枚画像だとちょっと判別しにくいようです。なお、水星の視直径は6.1秒角です。


 水星の地平高度は僅か4.8度。遠方の建物が写野に写り込んでいます。ミラーレスカメラに望遠レンズで撮影。

 この日は火星とレグルスが近づいている様子も撮影しました。その様子は次回のブログ記事で。
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自分の眼で星を見つける喜び

2025-06-21 06:00:00 | 天文指導員
 札幌市で開催されている天文ボランティア養成講座の第5回目が6月14日(土)に開催されました。

 この日は少し雲があったものの晴れそうだったことから、受講者の皆さんに生の星を見てもらう時間を長く取ることにしました。19時に科学館の屋上に集合。日没前に口径10cm屈折望遠鏡を8台の組み立てを完了。星が見え始めるのを待ちます。

 この日の日没は19時15分。講座の様子を見学中の天文指導員さん2人が日没とほぼ同時刻にアークトゥールスを望遠鏡の視野内に導入したので、空がこんなに明るいのに望遠鏡で星が見えたことに受講者さんは驚いたようです。


 まだ空がかなり明るいものの、ほぼ全員がアークトゥールスを裸眼でも見えたようです。19時33分に撮影。

 アークトゥールスを導入した望遠鏡の側に座り、じーっと明るい空の一角を裸眼で見続けていた受講者さんの1人が「見えたーっ!」と喜びの歓声をあげていたのが印象的でした。あちこちから拍手が湧き上がりました。

 この日は風がやや強く体感温度が寒かったものの、とても暖かな雰囲気に包まれました。この喜びを他の人にも是非伝えてあげてくださいね。

 天文ボランティア養成講座は6月21日(土)で最終回の第6回目を迎えます。天文指導員さんとして登録を希望する方が全員登録される訳ではないそうですが、今回の体験が活かせますよう祈っています。私も残り1回の講義を頑張ります。

【6月21日8時30分:記事追加】
 受講後のアンケートには、自分で星を見つけた喜びと強い感動を覚えたと多くの受講者さんが書いてくれていました。
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