昨日のサイクリングで初使用したのがこの「IRC JETTY PULS 28c」。他に23Cがある。この28Cはクロスバイク向けの太さかと思われる。太いオンロードむけのタイヤを使ったことがなかったので捌かしてみた。
これ選んだ理由が
①お店で購入したのだが、それでも安価。税込みで3000円を切っていた値段だった。
②さわった感じが、JETTYのころのものより、JETTY PLUSの方がゴムの柔らかさがある。固いのは耐久性は抜群だけど、塗れてる路面になるとちょっと不安を感じる。この柔らかさなら問題はない。
③23Cだとミドルクラスぐらいの重量。28Cをお店の計量器で測らせてもらったところラベル込みで300gを切るぐらい。280gぐらいと推測する。チューブが折りたたまれてるから、ケーシングがワイヤーじゃなく、ケブラーとかだし。価格を考えると、軽いんじゃないか?変にタイヤ厚みが薄いとか厚いとか無く、ゴム厚とかは普通。
④28Cのタイヤの具合ってどういうもんだろう?という好奇心から。
買って取り付けてみた
①最高空気圧まで入れてみたところ、外形寸法は31mm。28Cより3mmほど大きい。
走らせてみて気付いたところ
①最高空気圧まで入れても石や路面の微妙凹凸を吸収してくれて、23C使っていて感じるじゃりじゃりした感じがない。
②グリップ良好。濡れてるグレーチングはもちろん滑るが、乾いてるグレーチング上でグリップを感じることができ、グリップ力が高い。
③グリップ良好の続き。アスファルトのグリップは同じでなく、たまにグリップの良いアスファルトがある。そんなところを走ると、グリップがさらに増大して激グリップに感じることがあった。最初は空気圧が落ちた、要するにパンクしたのかと思って、何度か自転車から降りて確認することになった。チェックしてもパンクの兆候がない。結論的に良好路面によるさらなる過剰グリップという考えに至った。
④激グリップのせいかと思うのだが、最高速をためしたが普段のスピードが出ない。流してるときもいつも通り漕いでるが2km/hほど低い。グリップ力で抵抗が出てるようだ。
いや?違うな?いつもは9barとかなんだがこれの最大気圧は7barと、クランク回していてもなんかフワフワする。しっかり踏み込むのに遠慮をしてしまうような感じ。低圧なのと摩擦でなんかスピードが伸びない。28Cってのはやり過ぎなのかもしれない。
⑤タイヤグリップのせいかと思うのだが、ブレーキの効き味が少しわるくなったようなフィーリング感が出る。タイヤの方の摩擦が大きいのでブレーキシューが少し引きヅられてるとかそんな感じ。
⑥倒しこんで曲がろうとすると、フロントタイヤのグリップが強いため、さらに曲がろうとする傾向があり、おっとっととなる。
結論
グリップがいい、激グリップとか書いてるが、ゴム質は普通で、決してグリップ良いわけでない。28Cというタイヤ接地面積の広さと、28Cの空気圧的がグリップを増量させている。23Cだとたぶん普通。
このタイヤは第二価格帯の製品の中では最安値付近で、なおかつ普通なゴム質で、全体的な作りがサイクリング向け。(レース使用向けの第一価格帯のクリンチャーは、グリップがある程度グリップはするけどそれ以上のグリップがないというものが多い。レースではあんまりグリップするゴム質は意味がないのかと推測する。グリップするんだけどグリップしないという、なんかよくわからんだろうけどそんな感じが過去の経験。)
もうすぐ25Cが販売される情報を得た。山のディスクブレーキ車には25Cを考慮してもいいかもしれない。(でもコンチのウルトラスポーツ25Cがまだつかえるから買えないけども。)