ヒメオオクワガタを探しに県北部まで行ってきました。
今日は久しぶりの単独行です。
昔はいつも一人でした。
当時は周りに趣を同じとする人はおらず
時々四国や関東の方と長電話をしたり
能勢や山地帯で出会ったクワガタ屋とか
蝶屋とかカミキリ屋などといった
虫屋さんと数少ない出会いを楽しんでいました。
「あのころは今より情熱があったな~」
などと思いにふけながら
車を走らせました。
現地到着は12時半頃
標高は900m以上、気温22度くらい
天候は晴れてもおらず曇ってもおらず
風もほとんどなし、なかなか良い感じです。
私のヒメオオクワガタ採集法は
林道から谷川に斜面を下ることが少なくなく、
一般的なルッキングとは少し違うのかもしれません。
時には斜面を這うように進むこともあります。
↓ 下る途中、林床にミヤマクワガタ
65mm位の個体でした。今年の分でしょう。
↓ ここにはヒメオオクワガタのオスが!
斜面のため時折り目線が林床に近くなり
こういった死骸が目につきやすのかもしれません。
そして、ポイント到着。
ここには3年前までカワヤナギとバッコウヤナギが
数本ずつありましたが
雪崩や乾燥化(?)のせいか
今ではバッコウヤナギが3本だけになりました。
周りの木々にも触れないよう遠巻きで枝の隅々まで探しますが
あるのは新しい食み痕だけで
ヒメオオクワガタはおろか
アカアシすら付いていません!
一番期待していたポイントだけにがっかりです。
↓ 仕方なく隣の木をゆすってみます。
”ボトッ”と何かが二つ落ちたのですが
どこに落ちたのかよくわかりません。
慎重に林床を見渡すと何やらごそごそ・・・
いましたヒメオオクワガタ! オスです。
もう一つは恐らくメスではないかと
辺りを懸命に探しましたが見つからず。
結局 今日発見できたのはこのオス1頭のみ
体長は46mm程度でした↓
私の知る限り
この山でのヒメオオクワガタ記録(出版物)はありません。
他の採集者(ヒメオオクワガタ)と出会うこともありません。
したがって無用な圧がかからぬよう特に意識しています。
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滅多にその木にヒメオオが付くことはないとの記憶がありますが。
この木には たまにミヤマが付いていることはあるのですが。
今年もできる限り高山帯に出かけたいと思っています。
元アカモビさんとはどこかで必ずお出会いするときが来ると思っていますので、
その時は
宜しくお願いいたします。