今年も県北部のコルリクワガタを探しに行ってきました。
記事は発見の有無関係なく、覚え書きとして書き留めました。
*各所探索時間帯は、午後~夕方までの範囲:画像多い
*ここでは分類に変化があっても認識できるように
コルリクワガタxx山個体群として位置づけています(以下コルリ)。
日時:2022年4月23日 場所:B山
天候:曇り 時折強めの風 気温:17度前後 標高:約650〜1000m
この日は下見的な探索です。
B山は、A山に比べ降雪がやや少ないのですが、今年の残雪は例年より多く
ポイントに向かう林道は途中で雪に覆われておりこの日は断念しました。
空き時間でマグソクワガタが分布する河原に行ってみましたが
こちらも曇りと強風で昆虫が飛翔する状況ではありませんでした。
↓ 4月23日 山では桜満開!
↓ よさそうな「ひこばえ」はあるが発見できず
日時:2022年4月30日 場所:A山南側
天候:晴れ 時々弱風 気温:16度前後 標高:930〜1050m
こちらの山も残雪が多く、雪上を歩く時間が多くありました。
途中でスキー板を抱えた登山の方とも挨拶を交わしたりしながら
慎重に雪の斜面を進んでいきました。
ブナの芽吹きは今一つで、あと1週間ほどでほどよい「ひこばえ」が増えそうでした。
↓ この日はTさん同行
↓ 全く発見できず
↓ 帰りにマグソクワガタ探し 発見できず
日時:2022年5月4日 場所: A山南側
天候:晴れ 気温:23度前後時々微風 標高:約930〜1050m
今日はエアブラシのやっさん組みとTさんと現地で合流しました。
そして、昨年出逢った昆虫少年家族とも途中で再会しました。
↓ 芽吹きは進んでいる
↓ やっと見つけた今年最初のコルリ! オス
多くはいませんでしたが、ようやくコルリを見つけることができました。
この日はメスの飛来も複数見ることができたのでA山南側は発生初期と思えました。
↓ 昨年の産卵痕?
ライトトラップ
当夜は春の3大蛾というのを狙って90分ほどライトトラップも行いましたが
もう遅かったのか? 残念ながらそれらの飛来はありませんでした。
場所:A山北側 標高約650m たまにミスト状の霧 気温10度前後
↓ ライトは、今峰さんの「紫外線透過ガラス」仕様
↓ 19時17分 点灯
↓ この季節のオオミズアオはうれしい
↓ 気温が低く、寒い
↓ はじめて見たオオキイロコガネ(3頭飛来)
↓ 最後はちょっと遊んでみました!
今年初のライトトラップ、集まりは少なかったですが
オオミズアオやオオキイロコガネを見ることができ、結構楽しめました。
日時:2022年5月5日 場所:B山
天候:.晴れ 気温:24度前後長袖では暑い 標高:約950〜1010m
発見無し、発生のタイミングを見計らうのは難しいですね。
↓ オオセンチも活発
↓ B山は新緑で萌える! 多分コルリは林床に降りた
↓ 今年のものと思われる産卵痕 削り屑あり
日時:2022年5月7日 場所:A山南側
天候:曇り 時折強い風 気温:18度前後 標高:約930〜1050m
↓ 中央付近にオス 風の強い日は枝や幹にしがみつく
↓ 枝にしがみついているがピントが合わない
↓ 風と曇り(紫外線が少ない)のため、飛来はほとんどない
↓ ひこばえに潜るメスが増えた
↓ 落下してもはなれない
↓ ロンT1枚、動いても汗をかかないような天候
↓ まだまだ雪はある
この場所ではあと1週間くらいでメスは林床に降りそうです。
曇りで気温が低く、風のある時は、刺激強めでないとコルリは落下しません。
また、飛来の期待もできません。
↓ 飼育用に少し持ち帰り バクテリア材投入
↓ ひこばえに入り込むメス(容器内)
↓ 摂食中
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