貧乏石好き

つれづれなるままに石をめぐりてよしなきことを

白翡翠

2023-02-12 09:40:08 | 国産鉱物

例の「あたおか翡翠」を毎日眺めているのですけど(翡翠がじゃなくて君があたおかだろ)
どうも中にある2つの白い玉がお気に入りになってきまして。



1つは淡ーい緑が、もう1つはやはり淡ーいラベンダー色が、ひょっとした光の具合でかすかに感じられる。
そうでなくても、白の質感が、たまらなく魅力的。
うーん。翡翠はもちろん緑が美しく出ているものが人気ですけど、白って案外いいぞ。

これはクリスタルワールド御徒町さんで20個以上入って1000円だった、泣く子も黙る(やめい) 糸魚川産翡翠。

いろいろな色合いと模様があって、1個50円くらいの翡翠ということになりますけど(値段の話はよろしい) 全然そうは見えない。
で、そのうちの白。



これもいいのですよ。普通に見ると白。ただし写真に撮ると緑が見える。不思議。


前に「白い石というのは案外少ない」と書いたことがあります。半透明の白濁ものを除くと、やっぱ意外と少ない。碁石の白も貝ですし。
白は色がないわけで、勝負は質感ということになる。そうすると翡翠の質感というのは非常に強い。
ぱっと見は面白くなさそうだけど、質感を味わうように見ていると、これが深い魅力があるのですねえ。

翡翠というとまあ緑。そして珍しい青と黒。もちろんそれらの色もいいのですけど、白もとてもいい。
翡翠屋さんのサイトやツイッターを見ても、あんまり白だけのものはない。透明度が高い氷翡翠というのはありますけど、それと白は違う。
白翡翠って、もっと注目されてもいいような気がするのです。


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