ベランダに女郎蜘蛛が一匹いる。一週間ほど前にベランダのひさしから柵にかけて、大きな巣を張り巡らした。それがまた微妙な位置で、洗濯物を干すには邪魔にはならないけど、布団を干すのには邪魔になる。もっとも平日は布団を干す事が出来ないので、「ま、いいか。ちょっと気持ち悪いけど・・・。」と寛容な気持ちで放置する事にした。ついでに「お蔦さん」なんて、名前までつけてみたりしてね(笑)。
それにしても、この寒さだ。エサの昆虫もほとんどいない。一週間ほどで巣に糸の塊をみつけたのは三つほど。それでカロリーは足りているのか?
黄色と黒の縞模様の長い足、黒と黄緑に彩られた胴体。それが大きく広げた巣の真ん中で身じろぎもせず、ただひたすらに待っているお蔦さん。闇の中、時々のろのろと体を動かしている様は、冬の寒さに凍るのを防ぐためのようにも見える。おどろおどろしさよりも惨めさが先立ってしまって、女郎というよりは寒さに震えるヨタカだな・・・、なんて思えてくる。気持ち悪いのは気持ち悪いのだが、なんだか妙にいじらしい。
とはいいながら、今日は休日。たまには布団も干さなければならない。お蔦さんには悪いと思いながら、巣を撤去する事にした。箒の柄で、ベランダ柵に絡み付いている糸を切ると、強風に煽られながらお蔦さんは慌てて半壊した巣をよじ登っていく。そのままどこかに逃げていくのかと思いきや、そのままベランダのひさしの裏にじっとしている。私の姿が見えなくなったら、また同じところに巣を張ろうと画策しているのか・・・。そんな事を思いながら横目でちらちらお蔦さんを見ながら布団を干した。
ところが自然現象とは意地悪なもので、昼過ぎからにわかに空が掻き曇り、雨がぽつぽつ降り出した。慌てて洗濯物と布団を取り入れながらひさしを見ると、お蔦さんがじ~っと佇んでいる。その後、雨は激しくなりアラレが混じり、半端じゃない寒さになってきた。
深夜になってお蔦さんが気になってベランダに出てみた。お蔦さんは昼間と同じ場所に同じ格好でいた。
空気は痛いくらいに冷たくて、夜空には月がぽっかり浮かんでいた。
ねぇ、お蔦さんよ、いつまでそこに居座る気だい?悪い事は言わないから、早くもっとあったかいトコロへお行きよ・・・。
それにしても、この寒さだ。エサの昆虫もほとんどいない。一週間ほどで巣に糸の塊をみつけたのは三つほど。それでカロリーは足りているのか?
黄色と黒の縞模様の長い足、黒と黄緑に彩られた胴体。それが大きく広げた巣の真ん中で身じろぎもせず、ただひたすらに待っているお蔦さん。闇の中、時々のろのろと体を動かしている様は、冬の寒さに凍るのを防ぐためのようにも見える。おどろおどろしさよりも惨めさが先立ってしまって、女郎というよりは寒さに震えるヨタカだな・・・、なんて思えてくる。気持ち悪いのは気持ち悪いのだが、なんだか妙にいじらしい。
とはいいながら、今日は休日。たまには布団も干さなければならない。お蔦さんには悪いと思いながら、巣を撤去する事にした。箒の柄で、ベランダ柵に絡み付いている糸を切ると、強風に煽られながらお蔦さんは慌てて半壊した巣をよじ登っていく。そのままどこかに逃げていくのかと思いきや、そのままベランダのひさしの裏にじっとしている。私の姿が見えなくなったら、また同じところに巣を張ろうと画策しているのか・・・。そんな事を思いながら横目でちらちらお蔦さんを見ながら布団を干した。
ところが自然現象とは意地悪なもので、昼過ぎからにわかに空が掻き曇り、雨がぽつぽつ降り出した。慌てて洗濯物と布団を取り入れながらひさしを見ると、お蔦さんがじ~っと佇んでいる。その後、雨は激しくなりアラレが混じり、半端じゃない寒さになってきた。
深夜になってお蔦さんが気になってベランダに出てみた。お蔦さんは昼間と同じ場所に同じ格好でいた。
空気は痛いくらいに冷たくて、夜空には月がぽっかり浮かんでいた。
ねぇ、お蔦さんよ、いつまでそこに居座る気だい?悪い事は言わないから、早くもっとあったかいトコロへお行きよ・・・。
ちえぞーさんのおうちの中に入ってくる
かも。。。
いつしか家の中に大きな蜘蛛の巣がー(笑)
なーんてことはありません。。
小さな蚊はまだまだたくさん飛んでいます。
我が家にもたくさん蜘蛛を飼っていますヨ。。。うまーく嫁さんの目が届かない
裏庭に住みついております。
子供の頃は、蜘蛛が虫を捕まえて糸を
ぐるぐる巻きつけるのがなーんかおもしろ
くて、ぶんぶんを捕まえては女郎蜘蛛の
巣にからませていました。
子供らしい残酷なお遊びでした。
私もやりましたよ・・・。蟻とか団子虫とかを蜘蛛の巣に放り込んでいました。きゃ~(汗)
お蔦さんですが、昨日から姿が見えなくなりました。強風に煽られてどこかに飛んでいったのでしょうか・・・。
気がついたら家の中ではなくて、家ごとグルグル巻きにされてたりして(苦笑)。モスラの繭みたい
え~、深い意味はないけど(笑)。私の大好きな時代劇に「蔦吉」という芸者のお姐サマがいらっしゃいます。蔦吉姐さんにちなんで、お蔦さんです~。
・・・もしかして遠い昔の王子様の名前とか思った?(爆)