保育園で久しぶりにMさんに会った。送迎の時間が違うので滅多に会わないのだが、同業者のよしみと言うこともあって、会うと結構話が弾む。ちょっと離れたところからお互いに手を振りながら、「Mさん、ちょっと太ったな~」なんて思いながら近づいていって……。ん? 太ったんじゃないぞ??
「え~?! ちょっと、もしかして?!」
Mさんのお腹はどう観ても妊娠後期。
「え~?! こないだ四人目産んだトコやん! え~?!! 五人目?!全然知らんかったわ!!」
確か三月に会ってるはずなんだけど、その時は全く気が付かなかった。
「そうやん、もう産休に入るねん。」
「うそ~?! え~?! 予定日は?」
「来月」
「え~?!」
Mさんはニコニコ笑いながらさらっと言うけど、これって凄いことだべさ? 五人目で九ヶ月まで働いてるって事でしょうが?! ……信じられん。
それからしばらくMさんと色々話していたが、私はとにかく「え~?!」の繰り返し(笑)。芸がないとは思うけど、他に言葉が見つからないんだからしょうがない。
つい最近、別の知り合いのお宅でも五人目が誕生した。少子化少子化と言うけど、私の周りでは結構四人、五人という家がある。今のご時勢、四人五人を育てるというのは並大抵の事ではない。橋下知事は七人だけど、あの人はなんやかんや言っても高給取りだ。でも、私の周りは間違いなく一般庶民。どれだけ大変なことやら。二人でも大概ピ~ピ~言ってるのに……。極端な話、「産まない」という選択肢だってある昨今。作るつもりで出来たのか、うっかり出来たのか、それは知らないが(そんな失礼な事、聞けまへん)よく五人も育てようと決心したものだ。
「今日の事しか考えてへんわ~」
そういいながらMさんはケラケラと笑い飛ばす。その笑顔の明るさと逞しさに思わず見惚れてしまった。
この子沢山の母ちゃんを見ていると、ヒトが本来持っているであろう逞しい母性というモノを実感する。おおらかで明るくて、子を産み育む生命力。「原始、女性は太陽だった」そんな言葉がぴったりだ。
本来それでいいのかもしれない。ついつい明日の事を、五年先の事を、十年先の事を考え憂いて、子供に色々押し付けたり、必死になって貯金にいそしんだりしてしまうけれど、本当は今日の事を考え、今日をしっかり生きるということこそが「生きる」ということの本質なのかもしれない。
確かに、子供に習い事はさせられないかもしれない。塾にだって行かせられないかもしれない。私立の大学になんてきっと行かせられないだろう。でも、お金では買えない貴重な「なにか」をMさんの子供達は必ず得る事ができるはずだ。家族と協力して生きていくこと。自分の目的は自分で達成するものだと実感すること。歳の離れた兄弟を慈しむこと。それは全て「生きる」ために必要な力そのものだ。
ふと、チビ子とチビ太郎、たったの二人でピ~ピ~言っている自分が妙に脆弱で薄っぺらなモノのような気がした。
まあ、だからと言って今からもう三人産もうとは絶対思わない(笑)。Mさんは私よりだいぶ若い。体力的にも私よりは有利だろう(爆)。亭主の年齢に至っては、Mさんのところとは一回り近く違う。三人目だって今から産んだら成人するまでに父ちゃんはとっくに定年退職だ。
うちはこれ以上家族が増える予定はないが、日本の少子化に歯止めをかけ、明るい未来を築いてくれるであろう日本の母ちゃん達に惜しみないエールを送りたい。
頑張れ! 母ちゃん!!
「え~?! ちょっと、もしかして?!」
Mさんのお腹はどう観ても妊娠後期。
「え~?! こないだ四人目産んだトコやん! え~?!! 五人目?!全然知らんかったわ!!」
確か三月に会ってるはずなんだけど、その時は全く気が付かなかった。
「そうやん、もう産休に入るねん。」
「うそ~?! え~?! 予定日は?」
「来月」
「え~?!」
Mさんはニコニコ笑いながらさらっと言うけど、これって凄いことだべさ? 五人目で九ヶ月まで働いてるって事でしょうが?! ……信じられん。
それからしばらくMさんと色々話していたが、私はとにかく「え~?!」の繰り返し(笑)。芸がないとは思うけど、他に言葉が見つからないんだからしょうがない。
つい最近、別の知り合いのお宅でも五人目が誕生した。少子化少子化と言うけど、私の周りでは結構四人、五人という家がある。今のご時勢、四人五人を育てるというのは並大抵の事ではない。橋下知事は七人だけど、あの人はなんやかんや言っても高給取りだ。でも、私の周りは間違いなく一般庶民。どれだけ大変なことやら。二人でも大概ピ~ピ~言ってるのに……。極端な話、「産まない」という選択肢だってある昨今。作るつもりで出来たのか、うっかり出来たのか、それは知らないが(そんな失礼な事、聞けまへん)よく五人も育てようと決心したものだ。
「今日の事しか考えてへんわ~」
そういいながらMさんはケラケラと笑い飛ばす。その笑顔の明るさと逞しさに思わず見惚れてしまった。
この子沢山の母ちゃんを見ていると、ヒトが本来持っているであろう逞しい母性というモノを実感する。おおらかで明るくて、子を産み育む生命力。「原始、女性は太陽だった」そんな言葉がぴったりだ。
本来それでいいのかもしれない。ついつい明日の事を、五年先の事を、十年先の事を考え憂いて、子供に色々押し付けたり、必死になって貯金にいそしんだりしてしまうけれど、本当は今日の事を考え、今日をしっかり生きるということこそが「生きる」ということの本質なのかもしれない。
確かに、子供に習い事はさせられないかもしれない。塾にだって行かせられないかもしれない。私立の大学になんてきっと行かせられないだろう。でも、お金では買えない貴重な「なにか」をMさんの子供達は必ず得る事ができるはずだ。家族と協力して生きていくこと。自分の目的は自分で達成するものだと実感すること。歳の離れた兄弟を慈しむこと。それは全て「生きる」ために必要な力そのものだ。
ふと、チビ子とチビ太郎、たったの二人でピ~ピ~言っている自分が妙に脆弱で薄っぺらなモノのような気がした。
まあ、だからと言って今からもう三人産もうとは絶対思わない(笑)。Mさんは私よりだいぶ若い。体力的にも私よりは有利だろう(爆)。亭主の年齢に至っては、Mさんのところとは一回り近く違う。三人目だって今から産んだら成人するまでに父ちゃんはとっくに定年退職だ。
うちはこれ以上家族が増える予定はないが、日本の少子化に歯止めをかけ、明るい未来を築いてくれるであろう日本の母ちゃん達に惜しみないエールを送りたい。
頑張れ! 母ちゃん!!
ホンマですよ~。父ちゃん頑張って稼いでくれないと。子供作る時だけ協力されてもね~(笑)。
カミュさんもその意気で、ファイト~!
って、近々そのご予定があるのかしら、もしかして?
ふとそんな気がするちえぞーでありました。