なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

誤解だった? リベンジ成功

2017年03月15日 06時38分03秒 | 日記

3月は、何故か飲みの席が多い。先日はわざわざ、わが町まで遠征して頂き、何十年ぶりかの再会をはたした人もいた。

その日行ったお店には、因縁めいた出来事があった所だ。それは一年半前の出来事で、懐が温かい日だったので(ブチ贅沢な夕食)をしようとなり、その店の暖簾をくぐった。入り口には階段があり、それでも脇にはスロープがあった。もはや断られるとは思ってなかった。

入り口を入ると、店内は座敷の個室が主な作りで、それでもテーブル席がもあった。仲居さんが3人出てきて「こちらにどうぞ」と声をかけられたので、動こうとしたら、ちょっと上の責任者みたいな店員に「すみません、今夜は土曜なんでいっぱいなんで」と断られてしまった。えっ、じゃあ最初の「こちらにどうぞ」はなんだったの? いっぱいにもみえないけどね?それにこの人「また来てみて下さい」とは言わなかったわ。頭の中は⁇だらけ、納得しないまま店を後にした。その時の結論は「車椅子だから断られたんだ」(いっぱい)って言えば、反論も抗議もできないもんね。悔しさいっぱいな気持ちが残る出来事だった。「車椅子を断るなら、入り口に親切ごかして、スロープなんかつけるなよ!」と思った。

それから時を経て今回、待ち合わせの図書館に多賀城を紹介する小冊子があり、その中にその店の名前があり、電話番号があった。店はすぐ目の前、帰りにも便利な所。
リベンジしたい気持ちがあり、先に来ていた男性に電話をかけてもらう。その際、車椅子が一台いること、以前は断られたんだということをわざと付け加えてもらった。何故か今回は、すんなりOK。対応も親切だった。前回との対応の違いをそれとなく聞いたら「テーブル席に空きがなかったから」と言った。私からすればそう言うニュアンスには聞こえなかったけれども‥‥。

まあ、めでたく入店出来たし、料理もお酒も美味かったからリベンジは果たした。生物が苦手な私でも食べられるお刺身や魚介類があり、板前さんの腕の良さが伺えた。
そして何より「日高見薄濁り大吟醸」がとても美味しかったわ。

その日は、久しぶりの再会だからと、ご馳走になり、タクシーで自宅まで送って頂いた。ありがとうございました。ご馳走様でした。また会いましょう。