なんだりかんだり

電動車いすで街に繰り出して感じたことを気軽に書きます。

納得できない理由

2013年11月06日 12時39分10秒 | 日記
私は、ユニット式の簡易電動車椅子を使い外出してます。平坦なところは自分で運転してますが、段差や電車の乗り降りは、介護を受けてやっています。普段私が使う電車は段差が少ないので、介護を始めるときに、先輩介護者に付いて貰い、練習をした上で、駅員の手助けなしでやってます。普段使う、仙石線や、空港アクセス線などは、それが可能な構造に電車がなっています。ただ、東北本線などは、駅員が用意してくれるスロープを利用しています。スロープが駅に常備されていなかった頃は、3日前までに申し出なければ電車に乗ることさえできませんでした。今は、改札口に20分前に行けば、対応してくれるようになり、電車も使いやすくなりました。改札では、スロープの手配と、降りる駅に連絡を入れてくれます。バリアフリーの考え方が浸透し、法律まで出来たのは、先人の「障害者」が声を挙げて、交渉しあるいは街に出て行動した成果だと感謝します。
少し話がそれましたが、普段使っている電車は、そのスロープが必要ない構造になっていると、先ほど書きましたが先日、改札口でいざこざがありました。切符を出して改札口を通ろうとした時「どこまで行くの?」「多賀城です」「駅に連絡するから待って」「いえ、介護者がいるので、自分たちで出来ます」「いや、隙間が広いからスロープを使わないとダメ」「いつもやってるから、大丈夫です」「いや、決まりだから」と、強引にスロープの手配を始められました。行きの多賀城駅では、何も言われなかったのにと、納得できませんでした。多賀城駅に降りた時「そういう決まりになったんですか?」と聞いたところ「慣れてる方は構いません」との返事。ただ、駅間の連絡がうまくいかず、スロープが間に合わず、車椅子の方が一人で降りて、トラブルになったことが少し続いたので、用心しているとのこと。仙台駅で言われたこととは、ちがうニュアンスです。私が利用したのは、土曜の夜。多賀城駅には、一人しか駅員がいないのに、改札業務から駅やトイレ掃除まで忙しく動いてる時間帯。それを知ってるだけに、スロープ使用を「義務」づけたら、なおさらトラブルになるだろうと、思われます。首を傾げたくなる事態です。その後、何度か仙台駅を利用しいますが、何も言われません。
いきなり「決まり」と理由も告げられず押し付けられることは、残念ながら、結構あります。うざいと思われても理由に納得いかなければ、問い正すというのが、私のやり方です。
今回は長くなりました。すみません。