(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。
今日のテーマは
「この3つを手に入れらあなたの生き方はどう変わりますか」です。
桑原が、2006年に山崎さんのNLPを学んだ時
自分がそれまで行ってきた自己肯定感の教育実践が
いかに軽々しいもので
本質から外れているばかりか
かえって子どもたちを苦しめていたことに気づきました。
退職して、保健室コーチングをお伝えするようになってからは
一貫して、脳科学に基づいた自己肯定感(自己受容)をお伝えしています。
特に、ここ数年は「自己肯定感」という言葉を
あえて使わなくなっています。
「自己肯定感」という言葉だけが勝手に独り歩きし
こうすれば自己肯定感が上がるよ!みたいな
書籍や講座ばかりが流行していることにも、なんだかなぁと思っています。
さて、10年以上前のことですが、
「自己受容」に関する講座を2日間かけて開催したことがあります。
理論とワーク満載の2日間。
詳細は省きますが、その中のいくつかのワークをご紹介します。
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◆自己肯定感が高い人ってどんな人?
「自己肯定感が高い人って具体的にどんな人だと思いますか」
これを、3、4人のグループで、
ワイワイがやがやと自由にはなしあっていただきました。
それぞれが持っている「自己肯定感」のイメージが
違うんですよね。
それぞれの解釈が違うのにいきなり自己肯定感についての
講座をするってちょっとまずいと思いませんか?
ちゃんと理解していない人は
「自己肯定感って自分のこと好きってこと」「自分のこと好きになろう」
だなんて言ってしまう!
ああ、これが一番ヤバい思い込み!
もしも、自己肯定感の取り組みや授業をする人が
そんなことを前提にやっているとしたら、ものすごく危険ですよね
(なぜ危険かということは、長くなるので割愛します)
◆この3つを手に入れることができたら、あなたの人生はどう変わりますか
講座では、では、自己肯定感って何?というお話をした後、
「この3つを手に入れたら、あなたの人生はどう変わりますか」
という質問をしました。
「自分の価値を感じられる」
「自分の存在を大切に思う」
「自分が自分であってよい」
<この3つを全部手に入れたら、あなたの現実や生き方は
どう変わりますか?今と何が違うますか?>
<この3つが手に入った自分を五感をフルに使って
イメージしてみてください>
この質問をしたところ、参加者の方の表情が変わりました。
その後、グループでシェアをしていただきました。
◆グループのシェアで聞かれた言葉
『自分の価値を感じるために、誰かの役に立とうとばかりしていました。
しかし、自分の存在も大切にしていて、さらに自分が自分であってよいが加わると、
ああ、受け容れてもらうために自分を飾る必要はないんだと実感できました』
『嫌いな自分も含めて 自分なんだと思うことができて
心が軽くなりました。』
『人に評価されるために頑張ってきたんだと感じて涙が出ました。
自分のこと大切にしていなかった。私は私であっていいんだと実感しました』
『自分のことを受け容れられないのに、人の役に立とうとすることがどんなに危険かががわかりました』
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自己受容が不十分な人(人から評価される自分しか受け容れられない)
に、自己効力感を求めると
誰かの為に生きることになる可能性があります。
誰かに評価してもらうことで、自分には価値があるという
他人軸の思考になってしまいます。
人の役に立ちなさい
それは大切なことであるけれど
その前に大切なのは「どんな自分も存在してもよい」
という自己受容感です。
あなたも、ぜひ、先ほどの3つが手に入れた自分を
体感してみてください。
きっと何か大切なことがわかると思います。
それでは、今日も
素敵な1日を!
この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2022年9月16日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。
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p.s. 新教材について、中部経済新聞社に取材を受けました。