姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

未来から今を見ると意識が変わる

2023年02月22日 | 保健室コーチング

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原朱美です。


今日のテーマは
「未来から今を見ると意識が変わる」です。

 

2月3日~5日 岩手県一関市で楽しい3日間を過ごしました。

①2月4日は、粟野健次郎顕彰会様主催の講演
②2月5日は、岩手県教職員組合様主催の養護教員部学習会での講演

保健室コーチング受講生のチーム青森、チーム岩手の皆さんとの再会もあり
仕事して、食べて、飲んで、しゃべって、笑って・・・
5日間くらいいたんじゃないかと思うくらいの岩手県満喫でした!

岩手紀行1 https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12787849612.html
岩手紀行2 https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12787923108.html
岩手紀行3 https://ameblo.jp/finf-hime/entry-12787923111.html

③さらに、2月6日 弊社の認定講師Mさんとの打ち合わせ
で、来年度開講する講座についてのコンサルをしました。

さてさて、上記3つには、共通テーマがあります。

それが「未来から先に決める」というコーチング的思考です。

コーチングという技術を得ることも必要かもしれませんが
もっと根底にある脳の科学を理解しておくと
多くの場面でパフォーマンスが向上します。

ぜひ、皆さんの周りにいる子どもたちにも
伝えてほしいです。


以下、説明しますね


■現状から未来を決めると制限と窮屈さが生まれる

私たちは、日常のいろいろな場面では
「現状」から「未来」を描こうとします。

典型的なのが、受験!
今の偏差値がこれくらいだからこのレベルの学校なら合格圏内だ
あるいは、このくらいのレベルの学校しか行けない

現状を基準に未来を決めると、窮屈な感情が生まれます。
ワクワクしない!

モチベーションより「ねばならない」に支配される可能性も
高くなります。

これは受験や子どもたちの未来のことだけでなく
大人自身の未来も同じです!

例えば、桑原が
もう62歳だし」とか「体力落ちてるし」
「体重オーバーで肥満体型!」
「ちびでぶおばさん」
と、現状を嘆き


これをもとに未来を描いたとしたら
たくさんの制限が生まれ、やりたいけど無理だから
「これくらいの未来にしておこう」という思考になってしまうのです。

そもそも、60代になったら、これから新しいことをなんて
考えること自体無謀だと考えている人も多いのです。


■誰の未来も「真っ白なキャンバス」が用意されている

しかし、今がどんな状態であれ、過去に何をしたかも関係なく
何歳であっても・・・

未来のキャンバスは、自分自身で描けるように
真っ白なものが用意されています。

 

     

例えば、桑原が「10年後、仮面ライダーの番組に出演する」
という未来像を描いたとします。(結構本気です)

もし、さきほどのように現状を基準に考えたら
『無理!!』ということになります



         

 


しかし、桑原は

未来んポキャンバスは真っ白だとわかっているから
その10年後の「こうなりたい」を描くことができます。

今も過去も関係ないのです。

仮面ライダーの番組に出演するという未来を
達成するために何ができるかな?
今この瞬間からやっておくことは?
そのために協力を得たい人は?


という思考が生まれます。

 

                        

 



ワクワクした未来が先にあれば
そこが基準になります。
これは、脳内のカーナビに目的地を入れた状態です。


不平不満の過去と現実にとどまれば
そこが基準となりその延長が未来です。
目の前にある道をとぼとぼ歩くしかありません


■保健指導でも同じ!

以前の記事でもお伝えしましたが
例えば、保健指導。

虫歯の予防の際に
虫歯になるとこんな怖いことがあるよ
あなたは、虫歯が多いから、他の病気にもなるよ
だから、予防しよう・・・

これって、恐怖指導
モチベーションが上がらない。

怖いからやる
~になると嫌だからやる
という問題回避思考となります。

 

 

    



これは、脳の仕組みから考えると
かなりまずい目標設定です。

それよりも、例えば『野球をもっと上手になる』『サッカー選手になる』

という未来の願いがあれば

『それを達成するための1つの大切な項目の一つに「健康な歯」があるよね
(スポーツって歯に重力かかるので、健康な歯はすごく大事です)
どうやって健康な歯にする?』

と未来基準で考えたほうがモチベーションだって上がります。


■まずは大人から!

いくつになっても未来のキャンバスに自分の未来を描いているかどうかは
その人の心身の健康度に大きく関係します。

あなたは、ご自身の5年後、10年後を
決めていますか?
本音でこうしたい!を描いていますか?


定年後の自分をかんがえたとき、
今更新しいことなんて・・・
これくらいのことなら私にもできるかな・・・

なんて言う思考になっていませんか?

別に大きなことをやりましょうとか
起業しましょうと言っているのではなく

自分の本音からこうしたいを描けていますか?
といことです。

いくつになっても、生き生きしている人って
未来を決めています。


まずは、大人が、『いくつになって人生は楽しめるんだよ!』
ということを、子どもたちに、大人の生きざま
伝えてほしいと思っています。

 


それでは、今日も
素敵な1日を!


p.s.出版記念講演会を名古屋市内で3月12日に予定しています。
詳細が決まりましたら、このメルマガでもご紹介します。
どうぞ、お早めに手元に置いてくださいね

 

 

 

この記事は、メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」
2023年2月7日号で紹介した内容に加筆修正した内容です。

 

 

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