姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

顕在ニーズ・潜在ニーズを意識していますか?

2019年06月25日 | 保健室コーチング

 

メルマガ「可能性をあきらめたくない女性のための時間と思考の使い方」 5月22日号で紹介した内容です。 

 

5月11日に福井で開催した

半日バージョンの保健だより講座の感想をいただきました。


https://heart-muscle.com/attendance_comment/attendance_comment-18429/



今回初めて開催するこのシリーズは、

東京でも小倉でも、ほぼ満席でした!


さて

保健だよりに限らず、

何かを伝えていくということに於いて

今回のテーマ

「顕在ニーズ・潜在ニーズ」を意識することは

とても、大切なので

ぜひお話させてください。



ビジネスのマーケティングという分野では

ニーズは2つに分類されるとされています。



・顕在ニーズ

「これが欲しい」と対象の必要性をはっきり自覚している状態

 すでに何が必要かが、わかっているので、

 提供する側も、それにに合うものを提供できます。



・潜在ニーズ

本人も自覚していないニーズ。

自分が本来何を必要としているかに気づいていない状態

認識できていないので、何かのきっかけがあれば、

自分のニーズに気づくことができます。




これは、保健室にやってくる子どもたちの

ニーズと置き換えて考えても

わかりやすいと思います。


「○○がほしい」と言ってくる子は

対応がしやすいですね。


しかし、表面的に求めているニーズに囚われていると

実はその奥に本当のニーズがあっても

気づかなかったということも起きます。


また、

一見、何も問題がなさそうにしている子も

何かのきっかけで

自分の潜在的なニーズに気づくことがあります。



桑原も

生徒向けの講演や

大人向けの講演をする際に

担当者・主催者からの顕在ニーズ

(こういう状況なので、こうなるような内容を提供してほしい)

に答えるだけでなく

顕在的ニーズの奥にある潜在的ニーズを

想定します。


無自覚であった部分に

しっかりメスを入れて

まずは自覚し

「それって、大切」

「それができるとこう変わるのか」

という内容を提供しています。


あなたは、ご自身の仕事に於いて

目の前に起きている現象に振り回され

潜在ニーズに気づかずにいることはないでしょうか?

 

プロとしての目をしっかりと向けて

観察、洞察してくださいね。

 

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7月28日

第8回全国保健室コーチング研究大会 

https://hoken-coa-joint.net/dai8-taikai/

ぞくぞくとお申し込みを頂いております。

どなたでも参加できますよ~!

 

人気の分科会は満席寸前!

お急ぎくださいね。

 

 

 


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