姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

いつかきっとわかってくれるという期待が危険なわけ

2022年10月31日 | 波動脳科学/主体的人生のリテラシー

(一社)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー 桑原朱美です。


今日のテーマは
「いつかきっとわかってくれるという期待が危険なわけ」です。

 

なかなかうまく伝わらない
何度かかわっても変わらない

そんな時、「いや、きっといつかはわかってくれる
なんて思っちゃうことありませんか?

これ、一見、「「何とかしたい」という執着を手放しているようで
実は、期待しています。

期待するって、いい言葉のようですが
「相手に求めている」状態です。


だから、実は手放してない。

分かって「クレル」という期待が裏切られると
分かって「クレナイ」に一瞬で変わります。


そう、「妖怪クレナイもん」のお出ましです。

「妖怪クレナイもん」が出てくると
次々といろんな妖怪ができます。

「妖怪あゲタの~に」
「妖怪ゆるせんべぇ」


こうなると、さらに妄想を生み
妄想はまたまた執着を強化するということになります。

期待は、自分の勝手な妄想。
期待ではなく、
相手の完全性を信じて手放す。

あきらめるということとも違います。

今、この子(人)はこの段階にいる
そこにジャッジしない
それでも、それはずっと続くわけではない

その子(人)にとって
一番必要なタイミングで、気づくと時が来る。

あきらめる、ということではなく、
「今の状況を受け容れたうえで一番必要なかかわりをする」
と決めて、相手との時間を大切にする

相手が変わることを期待するのではなく
今、相手とのかかわりの中で
瞬間のかかわりを大切にする


人間は、どうしても「結果」を出したくなります。
まじめな人ほど、結果を出せないと、
自分を責めてしまうことがあります。

スキルや知識がある人は
そのスキルや知識で相手を変えようとします
(助ける、支援するという名目のもと)

でも、そういうときほど
相手は、抵抗します。
わからせてあげなければ!
これが正しいという方向に向かわせなければ!という想いに
相手は心のシャッターをガラガラとおろします。
 

桑原自身も、これを、結構やってしまっていました。
これによって、相手との関係性がうまくいかなくなりました。


桑原は、15年、波動の学びを続けています。
座学ではなく、今起きていることを
体で理解するという学びです。


この15年間、何度か、先生の言われることが理解できず、実践せずにいて
結果、痛い目に会い(笑)
数年たって、「あの時、先生にいわれたことってこういうことか」
と現実の中で体感する。


そして、先生に
「先生の言われていたことがやっと落ちました!」というと
先生は笑って「あら。やっと気づいたのね」と笑っているだけ。

先生は、期待しているのではなく、信頼して見守っている。

ああ、これが、相手に求めない。しかし、相手を信頼する


似ているようで、違うんだ!が、やっとわかってきました。


今、現状がどうであれ、その奥にある人間の完全性を
信じるってこういうことかと腑に落ちます。

期待するから、絶望する。
期待している側が「結果」を求めているから


どこかに、自分が相手を変えた!と思いたい
自分が成果を出した!と思いたい

人の役に立っている自分はすごい!と思いたい
私の言っていることが正しかった!と、自分の正当性を感じたい

うまくいけばよいのですが
そうでないと怒りや悲しみや絶望感が生まれる


『求めると失う』・・・これは、人生の鉄則です。

 

それでは、今日も
素敵な1日を!


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