姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

保健室コーチングベーシックコース最終日 養護教諭さんとママさんコーチの素敵な絆

2012年11月26日 | 保健室コーチング


 保健室コーチングベーシックコース 名古屋4期 最終講となりました。

 名古屋会場は 今回から ママンコーチングコース修了生の特別枠を設けました。

 またブレインジムの保健室活用については 

 ブレインジムママちゃん講師 直ちゃん先生によるより専門的な活用方法の伝授の時間を作りました。

 そのため、名古屋会場は、ママの視点と養護教諭の視点があわさった、

 ほんとうに温かくて、深い学びの場となりました。

 最終日の昨日は タイムライン・なりきりモビルスーツ3Dポジションチェンジ・8フレームアウトカムのワークを中心におこないました。

 タイムラインでは、まず 各自が主観的に保存しているタイムラインを発見します。

 一人一人がまったく違うタイムラインを自分なりの方法で保存していることにみなさん、びっくりされ
ました。また、その独自のタイムラインがいかに自分の思考のクセや行動に影響しているかも実感されたようです。

 次にタイムラインのシフトをします。タイムライン自体は、内的に保存したイメージであるにもかかわらず、これをシフトしたり、サブモダリティを変えていくことで、こんなにも感覚的・感情的に変化が起きるのか!!!と あちこちのペアで 笑いが起きたり、思わず涙したりの気づきと驚きのワークとなりました。


 実際の保健室では、子どもたちの思考の偏りやクセなどが このタイムラインの保存方法にある場合があります。それを知る一つの方法として タイムラインを活用することができます。



  


 なりきりモビルスーツ3Dは 大爆笑の中(特にアシスタントさんたちがいろいろ実験しながら楽しんでおりました) 盛りあがりました。


 想定したモビルスーツを着ることで 瞬時に感覚の変化が起きます。
 
 もともとのNLPのワークを保健室で子供たちが楽しく使えるようにしてありますので、低学年の子どもたちも楽しんでできるワークで効果は抜群です。


 このワークは特に 対処療法的なワークの典型ですが 特定場面でなかなか動きだせない子どもたちに、効果的です。このワークを活用することで子どもたちは「できた!」「やれた!」の小さな成功体験をすることができます。


 自信がついたら、もうスーツは必要ないですから。

 それにしても アシスタントさん同志でやっていた 検証がおもしろかったです。

 受け容れられないモビルスーツにはいったらどうなるか? 

→ からだがおもくなる 気持ち悪くなる、肩が痛くなるなどの反応が出ていました。



 特にこうなりたい、こうやってみたいの想いのないモビルスーツにはいったらどうなるか?

 →その人の内的状態が自分の体で反映された。

 勇敢なるアシスタントさんです。



 受講生さんたちも モビルスーツを屋着用することで 瞬時に行動、言動、姿勢まで変化することに驚いていらっしゃまました。ぜひ 活用して 自分の体のクセを乗り越えていただきたいですし、子どもたちの小さな一歩を踏み出させる方法の一つとして活用してほしいです。



 8フレームアウトカムは 8つの質問をしながら クライアントに内在する力や制限、願いを明確にしながら 行動化へと進めるNLPのワークです。8つの質問の意味を人間の理解したうえで行うとより効果的に機能します。



  



 そして、最後は ポジションチェンジワーク



 人生経験の少ない子どもたちに「相手の立場になりなさい」とコトバで言ってもなかなか実感として湧いてこないのが現実です。そこで活用するのがこのワークです。



 私は現場にいるときに 中学生が「先生、彼の気持ちがわからない」という生徒に使ったことがあります。詳しいことはほとんど聞かず このワークをやらせたところ、わずか5分(もかからなかった)で 「ああ 彼の気持ちわかりました!!ありがとう、先生」と言って 帰っていきました。



 もともとアソシエイトしやすい子どもたちには とても効果的なワークです。

 実際にこのワークをコーチ役 クライアント役でやっていただいたところ、みなさん、相手の立場にチェンジし、再び 自分のポジションに戻った時の 感覚の変化に驚かれていました。



 「相手に対する感覚が全く変化した。自分とちゃんと切り離された感覚」「この人がいるから気持ちを乱されると思っていたのに全く感覚が変わった。あしたから違う対応ができそう」などの感想が聞かれました。



 保健室コーチングベーシック名古屋4期では、

 受講生さんおひとり おひとりが こころを開き 信頼しあい 素晴らしい学びの場を 作ってくださった6日間でした。



 先々週の 仮面ライダーで 『(魔法の指輪の)力を使えるかどうかは、その人の心の状態による。力を使うにはそれなりの覚悟がいる』というセリフがありました。



 NLPのスキルは 両刃の剣・・・非常に役に立つが、他方では大きな害を与える危険もある
 だからこそ、本質的な仕組みを知り 人間の脳と心の仕組みを理解したうえで 使う必要があります。



 最後のシェアでは



 「学校で実際に子どもたちが変化をするようになって 仕事が本当に楽しくなった」


 「この場に一緒にいること ペアを組むことまで 必然だと改めて感じた」


 「NLPのワークってこんなに楽しくてわくわくするものだと初めてわかりました」


 「これまで仕事へ行くのが億劫でしたが 学び始めて 本当に楽に生きられるようになり、楽しく行けるようになりました」


  などなど・・ の声がありました。 みなさんの感想は 後日アップします。



 受講生の皆さん アシスタントの皆さん 本当にありがとうございました。

 すでに 大半の方がアドバンスコースへの申し込みをしてくださいました。

 本当にありがとうございます!



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